キャリアブレイン新潟支社に女性支社長が着任
全国ネットの強み生かし、医師不足の解消に注力
医療専門の人材サービスを全国10拠点にて展開する、キャリアブレイン(東京都港区、吉岡政晴・社長)では、2005年11月14日に新潟支社を開設し、新潟出身の女性支社長 朱 美佳(しゅ みか)が着任しました。新潟県では、深刻な医師不足が続いていますが、拠点開設により県内の医療機関のからの問い合わせも順調に増えており、問題解消に向けて努力していきます。
【新潟支社長 朱 美佳 からのご挨拶】
『現在、新潟大学や県などの努力にも関わらず、医師や薬剤師が足りないと悲鳴をあげる医療機関が非常に多いのが現状です。とくに新潟市外での医師不足が顕著です。12月4日に新潟大医学部で行われた公開シンポジウム「新潟県における医師不足を考える」では、新潟医療福祉大学・高橋学長が、「県出身医師のUターン促進のため、新潟県において魅力を感じるような研修、診療、研究が可能な受け皿を増やすこと」に加え、「新潟が楽しい地域であるとのイメージ造りが必要」と提言されています。
医療人材の流動化が進む昨今、後者においては、当社の特性(動画・ブログによる医療機関からの情報の発信)を存分に活用していただけるのではないかと思います。 先月14日に支社がオープンして以来、「医師・薬剤師を紹介して欲しい」などのご依頼、転職希望登録者も徐々に増えてきています。各医療機関とじっくり対話しつつ、人材確保のお力になると同時に、新潟県へのU/Iターン促進に注力していきたいです。』
現在、新潟県内の医師の求人数は30件程、医師の登録数は150名程に留まっています。今後は、医局による医師派遣に頼るだけではなく、民間紹介会社を利用することでの医師採用を積極的にPRし、登録医療機関の増加、登録医師の増加に繋げていきます。また同社では、全国10拠点におよぶ医師紹介業では日本最大の拠点数を生かし、他県からの医師を呼び込んでいきます。さらに同社のメインサイトである『キャリアブレインネット』上での動画によるPRや医療コンテンツをポッドキャスティング形式で配信している「メディカルTV」など独自の取り組みを生かし、新潟県の医師不足解消に尽力していきます。
(キャリアブレイン http://www.cabrain.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・12月12日)