胆管がんに関する労災請求について(厚生労働省)
印刷業に従事していた労働者に胆管がんが発症したとして、既に大阪府で、6名の労災請求がなされているところであるが、今般、宮城県でも新たに2名の労災請求がなされた。
概要は以下の通りとなっている。
1 労災請求の概要
今日(6月25日)、宮城県内の印刷事業場で印刷作業に従事していた労働者2名(30代男性、40代男性)から労災請求があったところ。
2 事業場の状況
宮城県内の印刷事業場であり、労働者から聞き取った範囲で把握している情報は以下の通り。
・長時間の洗浄作業を行っていた
・地下室ではないが窓を閉め切っていた
・マスク及び手袋は着用していなかった
3 今後の対応
今後、使用していた化学物質、特に洗浄で使用されていた溶剤や作業方法、換気の状況等について調査を行うことにしている。
また、当該事業場の他の労働者、退職者についても早急に把握の上調査を進めることにする。
◆ 詳しくはこちらをご覧下さい。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/ /6月25日発表・報道発表より転載)