ジョブウェブ、【2013年卒就職活動調査】
11月以前に就職活動を開始した学生の7割が5月初旬までに内定獲得
人材採用コンサルティング会社、株式会社ジョブウェブ (本社:東京都港区 代表取締役社長:佐藤孝治 以下、当社)は、2012年4月25日~5月3日に、2013年度卒のジョブウェブ会員の学生を対象に就職活動に関する調査を行いました。調査実施時の内定所有率は回答者全体の5割強でしたが、11月以前に就職活動を開始した学生達・インターンシップを経験した学生達に関しては7割程度、それに対して12月以降に就職活動を開始した学生・インターンシップを経験していない学生の内定所有率は4割程度となっており、就職活動開始時期とインターンシップ経験の有無により内定獲得状況に差があることが明らかになりました。
<調査概要>
調査期間 : 2012年4月25日~2012年5月3日
調査対象 : 2013年度卒業予定のジョブウェブ会員学生408名
(早稲田大学43名、東京大学27名、慶應義塾大学25名、京都大学16名、東京理科大学12名、立命館大学11名、横浜国立大学10名、同志社大学10名、明治大学10名 他)
【11月以前から就職活動を開始した学生のうち7割が5月初旬までに内定を獲得】
本調査回答者の内定所有率は、全体で5割強(56.9%)、平均内定社数は2.05社でした。この内定所有率を就職活動開始時期別に比較すると、2011年12月以降に就職活動を開始した学生の内定所有率は4割弱(39.6%)で内定を獲得していない学生の方が多いのに対し、2011年11月以前に就職活動を開始していた学生の内定所有率は7割弱(69.0%)を占めていました。
【インターンシップ経験の有無によって内定獲得状況に差】
この両者の活動面で異なるのはインターンシップ経験の有無です。両者のインターンシップ経験について比較すると、11月以前に就職活動を開始したという学生は6割強(66.5%)がインターンシップに参加していたのに対し、12月以降に就職活動を開始した学生のうち、インターンシップに参加していた学生は3割強程度(34.3%)でした。そこでインターンシップ経験の有無で内定所有率を比較したところ、インターンシップを経験した学生の内定所有率は7割を超えていましたが(73.7%)、インターンシップ未経験者の内定所有率は4割弱(37.7%)でした。
【考察:12月の就職活動本格化までにいかに準備ができているかが成功の鍵となる】
本調査では、就職活動開始時期(11月以前か12月以降か)によって、回答者の内定所有率に差が生じていることが明らかとなりました。この差が生じた要因として1つ考えられるのは夏・秋のインターンシップの経験です。早期に就職活動を開始していた学生の多くは、インターンシップを経験していました。彼らはインターンシップそのものによる学びに加え、社会人との交流やインターンシップ選考を経験することにより、本採用の選考が本格化する時期までに力をつけることができていたのではないかと考えられます。
またもう1つ要因として考えられるのは、「12月以降の就職活動の多忙さ」です。
2013卒学生の就職活動では倫理憲章の改定により、12月に企業の採用広報が開始となりました。この結果、学生側としては企業への応募から選考シーズンに入るまでの時間が例年よりも短く、また企業への応募や説明会、選考の時期が重なり、多忙を極めていました。この12月以降の準備期間の短さ・多忙さを考えると、2013卒学生の就職活動では、12月の就職活動本格化までに自分の将来について考えを深めたり、企業研究や選考対策をしたり等、いかに準備をできていたかが、その後の就職活動を順調に進めるうえでのポイントとなっていたのではないかと考えられます。
◆ 本調査結果の詳細は下記URLをご参照ください
>> http://www.jobweb.co.jp/company/honne/13688/
(株式会社ジョブウェブ http://www.jobweb.co.jp/company/ /6月19日発表・同社プレスリリースより転載)