G20雇用労働大臣会合で「首脳への提言」を取りまとめ(厚生労働省)
2012年5月17日~18日、メキシコ(グアダラハラ)において、「G20雇用労働大臣会合」が開催され、日本からは西村智奈美厚生労働副大臣が出席しました。
会合では、各国の雇用情勢の変化や対策の好事例を共有し、首脳への提言が取りまとめられました。この提言は、次回のG20サミット(2012年6月にメキシコ(ロスカボス)にて開催予定)に提出される予定です。
会合の合間で、副大臣は各国・機関代表とのバイ会談も行い、政務レベルでの関係を深め、継続的な政策対話の必要性などについて合意しました。
<首脳への提言のポイント>
・経済成長は質の高い雇用に基づくべきこと、若年者等の脆弱なグループへの対応が必要であること、包括的なグリーン成長が雇用創出とディーセント・ワークをもたらし、同時に新しいスキルの獲得の促進が必要とされることを踏まえて、政策を推進する。
・成長と雇用、経済政策と雇用政策の一貫性が重要との観点から、財務大臣と雇用大臣の間の協力を強化する。
・成功事例の交換など、雇用タスクフォースの成果に注意を払う。タスクフォースの設置期間を1年間延長する。
・労使との対話の重要性を認識する。
○ (別添)2012年G20雇用労働大臣会合 議題及び結論文書の概要(PDF:152KB)
◆ 詳しくはこちらをご覧下さい。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/ /5月21日発表・報道発表より転載)