女性の「社長」「幹部」を企業に紹介
トレンダーズが人材サービスを開始
女性マーケティング会社の株式会社トレンダーズと有限会社女性起業塾(いずれも東京都渋谷区、経沢香保子・代表取締役社長)はこのほど、女性幹部・女性社長専門の斡旋サービスを始めました。 トレンダーズは2001年から「女性起業塾」を開講。すでに300名近い卒業生を輩出し、各界で活躍する女性を育成してきました。 その女性起業塾では開講以来、女性ならではの強みを生かしてニッチでオンリーワンのビジネスで力を発揮できる、起業家マインドを持った女性を育成してきました。その人材と、優秀な女性幹部や女性経営者などの人材獲得に悩む企業側とをマッチングするのが、今回の新しいサービスです。 このサービスにより、要職に就いて高い報酬を得る女性が増えることで、会社の内側から女性の労働力に対する意識改革を進めることなどを目指します。 女性の年齢階級別の労働力率の推移を見ると、25〜35歳の未婚女性の労働力率は9割を超えていますが、有配偶者のそれは半数以下です。依然として、女性は結婚・出産と労働が両立できていないと言うことができます。また、大卒女性の労働力率の国際比較では日本は最低レベルです。解決策として、これから注目されるのは「女性の労働力」と「出産・育児と仕事の両立」であるのは間違いないでしょう。同社の経沢香保子社長は「母親業とビジネスを両立できているという前例があまりないために、後続する人も少ない」と指摘したうえで、「今後、女性の管理職のニーズは高まっていく」と話しています。 (女性起業塾Tel:03-5774-5403/同社プレスリリースから転載・12月8日) |