マンパワー・ジャパン、ライト マネジメント ジャパンと合併
再就職支援を柱に加え、総合人材サービス会社として多様性・機動力を強化
社名を「マンパワーグループ株式会社」に刷新
総合人材サービスのマンパワー・ジャパン株式会社(本社・神奈川県横浜市、取締役・代表執行役会長兼社長:ダリル・E・グリーン、資本金:40億円)は、2011年12月16日付で、株式会社ライト マネジメント ジャパン(本社・東京都千代田区、代表取締役社長 井筒 廣之、資本金:1億円)と合併します。
本合併により、従来からの主力事業に再就職支援を加え、総合人材サービス会社として更なる機動力および利便性の強化を図ります。それに伴い、日本で創業以来45年間使用してきた社名「マンパワー・ジャパン株式会社」を「マンパワーグループ株式会社」(英文表記:ManpowerGroup Co., Ltd.)に変更します。また、新組織では、ITなどの専門分野における派遣およびアウトソーシングが専門の「マンパワー・プロフェッショナル本部」は「エクスペリス事業本部」に生まれ変わり、一般人材派遣と人材紹介を専門とする「マンパワー事業本部」、再就職支援を専門とする「ライトマネジメント事業本部」の3つの部門が、人材に関わるあらゆるソリューションを網羅します。
今回の会社統合は、米国マンパワーグループが推進する世界統一のブランド戦略に沿ったもので、世界で初めて日本で実現されます。米国マンパワーグループ(米国・ウィスコンシン州ミルウォーキー)は、人の持つ能力が経済や企業活動を動かす時代、”THE HUMAN AGE(人の時代)”(※1)を宣言し、「マンパワーグループ」と全世界でブランドを統一することで、今まで培ってきた知識と経験に基づき、労働市場の多様化するニーズに対し、サービスの総合力を強化する戦略を打ち出しています。日本で新たに発足する「マンパワーグループ株式会社」では、従来からの主力事業である一般人材派遣や人材紹介に加え、再就職支援、人材コンサルティング、能力開発・トレーニングを新たなサービスメニューとし、包括的かつ横断的な事業展開を図ります。同時に、採用代行およびアウトソーシングなどのソリューションサービスも強化することで、企業や求職者の方々の幅広いニーズにも対応します。
また、日本はマンパワーグループのアジア13カ国・地域の拠点の中でも最大の市場であるため、今後更にその存在感を高めることで、同地域のけん引役としての役割を強め、真のグローバル企業として更なる成長を目指します。また、アジア各拠点と協力体制を強めながら各地域への進出を図ることで、人材の確保が課題となっている日系企業に対する人材サービスの提供を積極的に推進していきます。
【 新企業ブランドの概要 】
(1) エクスペリス事業本部
IT、エンジニアリング、財務・会計、ヘルスケアなどの専門分野に特化した、 人材ソリューションサービスのブランドとなります。専門性と付加価値の高い、コンサルティング、アウトソーシング、人材派遣および人材紹介サービスを中心に提供します。"Experis"は造語で、ロゴは"Experience (経験)"と"Expert (専門知識)"の融合体を表現しており、企業が求める高い専門スキルと差別化されたソリューションを表現しています。これを機に、従来にも増してグローバルネットワークを生かし、海外で働きたいと考えるグローバル人材、外国籍人材の紹介サービスを新たに開始するなど、企業の競争力強化とグローバル化を積極的に支援します。
(2) マンパワー事業本部
マンパワーグループの主力事業である、一般人材派遣およびそれに伴う人材サービスに特化した部門。変化する労働市場において、企業や求職者の方々の多岐にわたるニーズに迅速且つ柔軟に対応する多様性を表現しており、これまでのマンパワーのロゴマークを継承します。今後は、民間企業に加え、官公庁からの人材需要にも今まで以上に積極的に対応し、雇用機会の創出に貢献すると共に、事業の幅広い展開を推進していきます。
(3) ライトマネジメント事業本部
再就職支援のみならず、タレントマネジメント、従業員エンゲージメント強化、リーダー開発、組織業績開発など、人と組織の最適化に必要となるサービスを提供します。さらに、マンパワー事業本部、エクスペリス事業本部と連携することで、より多くの企業および求職者の方々に対して雇用機会の創出を図ることが可能となります。
マンパワーグループでは、総合人材サービス会社としての総合力を強化した新体制の元、事業の多様性が増すことにより、企業や求職者の方々の多岐にわたるニーズに幅広く対応することが可能となります。また、労働市場のけん引役として、マンパワーグループと関わる全ての人々と強固なパートナーシップを築き、今後も雇用機会の創出に全力で貢献していきます。
<※1> THE HUMAN AGE(人の時代)とは・・・今後、企業の競争力を高め、事業を成功させるためには、企業が求める能力(スキル・経験)を有した人材を積極的に発掘し、育成することが重要な時代になります。それが、まさに私たちマンパワーグループが提唱する「THE HUMAN AGE(人の時代)」なのです。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(マンパワー・ジャパン株式会社 http://www.manpower.co.jp/ /11月18日発表・同社プレスリリースより転載)