キャリアブレインが新たに3支社を開設
深刻化する地方の「医師不足」へ貢献
医療専門の人材サービスを、全国8拠点にて展開するキャリアブレイン(東京都港区、吉岡政晴・社長)は、平成17年11月14日、新潟市に全国9拠点目となる新潟支社を開設します。新潟支社に続き、同11月中に高松支社、平成18年1月に、沖縄支社の開設を予定しています。3支社の開設により、医療専門の人材サービス会社としては初めて、日本全国を網羅することとなります。
新潟県では、厚生労働省による人口10万対医師数の調査(平成12年度)によると、新潟県の医師数は全国平均を大きく下回っています。医師の確保を長年県内唯一の医療養成機関であった新潟大学病院の医局派遣に頼ってきたため、2004年度「臨床研修制度」が導入されて以降、研修医不足により、県内の他の病院への医師派遣が厳しさを増し、各病院の医師不足が深刻化しています。沖縄県においても、産婦人科、脳外科などの休止を余儀なくされている病院も多く、再開を求める活動が数多く行なわれています。特に都市部から離れた地域では、全国的な医師不足が深刻さを増す一方です。
そこで、キャリアブレインでは、全国に展開する同社の強みを活かし、UターンIターン転職者も含め、県外からの医師を呼び込むことで、各地域の医師不足解消に貢献していく考えです。また、医療人材紹介会社の拠点進出が少ない甲信越、四国、沖縄地域に新たに拠点を置くことで、業界初の求人広告連動の医療機関のブログや、求人情報の動画配信などで地域ごとの情報を収集し、全国に発信していく考えです。
今月11日に開設した金沢支社を加え、4支社開設により、医療に従事する転職希望者を現状の各月700名程度から1000名程度に、さらに、現在保有する全国最多の病院や企業の求人情報6000件を7000件にすることを目指します。また4支社合計で、平成18年1月〜3月の売上げ12,000万円程度を目標とし、リクルーティングコンサルタント(医療機関の営業担当)を中心に、各支社社員3名程度を常駐させる予定です。
(キャリアブレイン http://www.cabrain.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・10月19日)