ラック、『災害発生時の業務継続に私たちが行うべきこと』を公開
~公開とともに、スマートフォン向けの緊急通知アプリを提供~
2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生し、地震と津波により多くの人命といくつもの町が大きな被害を受ける大震災となりました。被災者の皆さまにはお悔やみを申し上げるとともに、心よりお見舞いを申し上げます。
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤理、以下ラック)は、ITを活用することにより、事業継続を支援することを目的とした、『災害発生時の事業継続ガイド』の公開を始めたことをお知らせいたします。また、現在急速に普及が始まっている高機能携帯スマートフォン端末(iPhone/Android)向けに、情報セキュリティに関する緊急情報を通知するアプリケーションの提供を開始いたします。
『災害発生時の業務継続に私たちが行うべきこと』は、地震や台風などの自然災害が企業活動のリスクにとして認知される中で、IT危機管理のスペシャリストの立場から推奨すべき行動をまとめたものです。本ガイドでは、一般的な事業継続性計画を説明するものではなく、当社のこれまでの対応活動の経験などを踏まえ、被害対策と回避策、そして必要とされる情報セキュリティに対する要所に関して取り上げています。まずはご一読いただき、災害への対策および災害からの復興時の参考にしていただけると幸いです。
■ 災害発生時の事業継続ガイド
http://www.lac.co.jp/cyber_crisis_response/
本ポータルは、以下のような構成となります。順次コンテンツは拡充してまいります。
● 組織的な対応体制
-危機管理体制の整備
-安否確認
-業務命令の伝達と徹底
-平時の訓練
● 災害時に業務を継続する方法(情報システムを有事に利用できるものに再構築)
-クラウドサービスの利用
-サーバーの再構築
-パソコンの持ち出しを許可する
-自宅PCの利用とデータ持ち出し
● 情報犯罪対策
-デマメール/チェーンメール/拡散希望投稿
-標的型攻撃
-フィッシング
-各種詐欺
-地震に乗じたウイルスの流通
また当社は、『災害発生時の業務継続に私たちが行うべきこと』とともに、急激に普及が進むスマートフォン端末に向けて、情報セキュリティに関する緊急情報を通報する新しいサービスの提供を、スマートフォン用アプリケーションを通して開始します。
本サービスは、iPhoneおよびAndroid端末上で動作するスマートフォン向けアプリケーションで、ラックが提供するお知らせ、ストリーミングビデオと、情報セキュリティに関連する緊急通報サービス機能を実装しています。
当社が誇るセキュリティ監視センターJSOCやサイバーリスク総合研究所の調査により、広くお客様に知っていただきたい緊急の事案が発生した際に、本アプリをインストールしたスマートフォン端末に警告や注意喚起などのメッセージを表示いたします。
本アプリケーションは無料で提供されており、以下の手順で入手することが可能です。
● iPhoneの場合
AppStoreの検索機能使用し、“LACCO” (“”は入力しません)と入力してください。LACCO セキュリティというアプリケーションが見つかりますので、インストールをしてください。
● Androidの場合
Androidマーケットの検索機能を使用し、“LACCO” (“”は入力しません)と入力してください。LACCO セキュリティというアプリケーションが見つかりますので、インストールをしてください。
株式会社ラック http://www.lac.co.jp/ /3月24日発表・同社プレスリリースより転載