ワークポート調べ「2010年12月 インターネット業界採用動向」
採用意欲は業界全体で高く、ターゲットとする年齢層も拡大傾向
日本最大級のIT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポート(東京都品川区、田村高広・代表取締役社長 CEO)は、各月ごとに職種・業界別の採用動向を発表しています。2010年12月のインターネット業界の採用動向がまとまりましたので、お知らせ致します。
<要旨>
求職者が就業を決定した企業に注目してみると、全体の就業決定者の約35%がインターネット業界の企業であり、関わりの深いモバイル業界企業と合わせると実に約70%を占めました。デザイナー職は失速ぎみでしたが、ニーズの高いエンジニア職が全体を牽引する形で好調を維持しています。リーダーやマネジメント職の求人も出始めるなどターゲットとする年齢層も拡大傾向にあり、チャレンジできる幅が広がってきました。
職種別に見ると全体の約40%をエンジニア系職種が占めているものの、クリエイティブ系職種も約35%と上昇傾向にあり、インターネットサービスを展開するための2大要素ともいえる「ユーザーインターフェース(クリエイティブ系職種)」と「バックエンドシステム(エンジニア系職種)」がほぼ均等にインターネット業界の採用を主導していたことが伺えます。
なお、エンジニア系職種はネットビジネスを展開する企業からの求人が増加し、『PHP』と『Java』がキーワードとして最も多く登場しました。クリエイティブ系職については自社サービスやコンテンツを企画・運営している企業からの求人が多く、企画・ディレクション経験に加えて「運用(アクセス解析など)経験」と「改善提案経験」を求める傾向があります。
<今後の見通し>
エンジニア系・クリエイティブ系の各職種がインターネット業界の採用を牽引する動きは今後も続くと思われます。アンテナを常に高く張り、迅速に活動する姿勢が求職者にとって重要になってくるでしょう。
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ワークポート http://www.workport.co.jp/company/ /同社プレスリリースより抜粋・12月27日