インテリジェンス、転職サービス「DODA(デューダ)」
ワーク・ライフ・バランス、重要なのは年収?
〜ビジネスパーソン1,000人の意識調査〜
インテリジェンス(東京都千代田区、高橋広敏・代表取締役 社長執行役員)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、25歳〜34歳までのビジネスパーソン1,000人を対象に、「ワーク・ライフ・バランス」に関するアンケート調査を行いました。
※ 詳細は「DODA」サービスサイトにて公開しています。
【 調査結果 】
■ 「ワーク・ライフ・バランスが取れている」と感じる労働時間は10.5時間/日
25歳〜34歳までのビジネスパーソン1,000人を対象に、ワーク・ライフ・バランスが取れていると感じるか聞いたところ、「取れている」と回答した人は全体の55.1%という結果になりました。
さらに、生活時間全体に占める、仕事とプライベート(家庭生活、趣味など)の割合を聞いたところ、ワーク・ライフ・バランスが「取れている」と回答した人の仕事の割合は43.3%。これを1日あたりの労働時間に換算すると10.5時間になります。つまり、ワーク・ライフ・バランスの取れた生活を実現するには、一日の残業を2時間程度に抑える必要があるようです。 一方、「取れていない」と回答した人の仕事の割合は58.7%。1日の労働時間に置き換えると14時間となり、「取れている」人に比べ3.5時間長いことがわかります。(図表1、2参照)
■ 【年収別】ワーク・ライフ・バランスの満足度 年収に比例
年収別に、ワーク・ライフ・バランスが「取れている」と回答した人の割合を見ると、「600万円以上」が最も多く62.6%。年収が下がるほどその割合は減少し、「300万円未満」は最も少ない45.2%となり、「600万円以上」と比べて17.4ポイントの差が付く結果となりました。
一方、生活時間全体に占める仕事の割合を年収別に見たところ、「600万円以上」が51.8%(1日の労働時間に換算すると約12時間)、「300万円未満」は47.9%(1日の労働時間に換算すると約11.5時間)で、年収による差はほとんど見られませんでした。このことから、労働時間が変わらずとも、年収によりワーク・ライフ・バランスの満足度が大きく異なることが分かります。(図表3、4参照)
■ 【転職経験別】 転職が、ワーク・ライフ・バランスの取れたキャリアを実現する一因に
また、転職経験の有無でみてみると、「転職を考えたことがない人」でワーク・ライフ・バランスが「取れている」と回答した人が59.7%。「転職を考えたことがあり、転職未経験の人」は40.8%と、18.9ポイントの差が付く結果となっています。DODAの転職理由ランキングでも、「残業が多い/休日が少ない」が6位となっていることから、ワーク・ライフ・バランスが取れていないことを理由に転職を考え始める人は少なくないようです。
また、「転職経験者」では48.7%が、ワーク・ライフ・バランスが「取れている」と回答しており、「転職を考えたことがあり、転職未経験の人」に比べ、7.9ポイント増加。転職が、ワーク・ライフ・バランスの取れたキャリアを実現するための一因となっていることが類推されます。(図表5参照)
【 調査概要 】
■ 対象
関東、関西、東海エリア在住、25〜34歳の正社員にて就業中の男女
■ 有効回答数
1,000人
■ 調査期間
2010年9月16日〜23日
■ 調査方法
インターネットリサーチ
◆ 本リリースの詳細、図表はこちらをご覧下さい。
インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・11月24日