ウィンワークス、勤務シフト作成機能を拡充した
「WINWORKS One」ソフトウェアのバージョン2.4を提供開始
ウィンワークス(東京都千代田区、渡邊邦昭・代表取締役社長)は2010年10月8日より 新機能を追加し、現場での勤務シフト自動作成をより一層便利にする勤務シフト管理ソフトウェア「WINWORKS(TM) One」のバージョン2.4を提供開始致しました。
本ソフトウェアは、従来経験や勘を頼りに多大な工数を費やしてきた要員配置計画の作成において、繁忙状況や売上などの実績と勤務条件の組合せを最適化したシフト表を完成させます。要員配置からムリ・ムダを排除し人件費を減らすと供に売上機会を最大化すると同時に、シフト表を自動作成することで、作成にかかる時間を削減し、スタッフの希望休日の実現による従業員満足の向上も同時に可能とします。
■ 新バージョン提供開始の背景
WINWORKS Oneは膨大な数の勤務シフトの組み合わせの中から、勤務ルールに合致して最も効率の良い組み合わせを、整数計画法を適用して計算します。休暇の申請が重なった場合や、スタッフの個人的な希望により、公休の割当が変則的になるような場合、あらかじめ規定している勤務ルールに違反する場合があります。このような場合、WINWORKS Oneはルール違反のメッセージを出力し、違反となるルール、該当するスタッフや、該当する日を知らせます。WINWORKS Oneのユーザーの増加に伴い、様々なお客様が利用いただく中で、このようなケースが発生した場合に、現場が容易に対処できるようにしたいとの要望が増えてきました。
弊社はこの要望に対応するため、お客様の運用で発生するルール違反のケースを調査分析しました。その結果、ルール違反のケース全体の約50%が各スタッフ毎に設定している勤務日数と時間数の上下限に違反するケースであることがわかりました。
■ 新バージョンの追加機能
この調査結果を踏まえ、勤務日数と時間数の上下限違反となった場合、ワンクリックでこの条件を緩和して再計算する機能を開発し、WINWORKS Oneバージョン2.4に追加することで現場での運用がさらに簡便になるようにしました。
緩和再計算
― ルール違反メッセージに、その条件を緩和して再計算指示を選ぶためのチェックボックスを設けました ― 違反となったルールを当該スタッフのみについて緩和する場合、違反メッセージのチェックボックスをオンとした上で、再計算指示ボタンを押します ― WINWORKS Oneは指示されたスタッフについてのみ、上下限を緩和して勤務表を再作成します。この場合、できるだけ元の設定日数、または設定時間に近くなる勤務表を作成します
緩和スタッフのハイライト表示
― 自動作成された勤務シフト表上で、設定してある勤務日数および勤務時間数の上下限を超えている場合、そのスタッフをハイライト表示し、注意を促します
― マニュアル操作で勤務シフト表を修正することで、勤務日数および勤務時間数が上下限の範囲内に収まった場合にハイライト表示をオフにします
このWINWORKS Oneバージョン2.4は同日をもってパートナー企業へも同時に提供を開始致しました。これにより、製品力の強化、パートナーとの協業など、更なる営業活動の拡大を見込みます。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。(PDF)
ウィンワークス http://www.win-works.com /同社プレスリリースより抜粋・10月12日