ヘイズ、IFRS適用に関する調査を実施
〜IFRSに対する企業幹部の理解向上やサポートを求める担当者の姿が浮き彫りに
人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント(東京都港区、代表取締役:クリスティーン・ライト)はこのたび、IFRS導入をリードする財務・経理部門の管理職または同等レベルの担当者を対象に「IFRS(国際財務報告基準)に関する意識調査」を実施しました。
その結果、大多数の回答者が、企業幹部に対しIFRS導入に関する理解や知識を高めてもらいたいと考えており、さらには企業幹部から十分なサポートを得られていないと感じていることが判明しました。また、IFRS導入に向けて、必要な経験やスキルを持った人材が不足していると感じていることも分かりました。主な調査結果は次の通りです。
■ およそ8割が、企業幹部に対しIFRSの理解や知識、より手厚いサポートを期待
「IFRSの理解向上や知識取得を企業のどの部門に最も期待するか」という質問に対し、ほぼ8割が「企業幹部」、5割が「IT部門」、3割が「営業部門」と回答しています。一方でIFRS導入に関し、7割以上の回答者が企業幹部から十分なサポートを受けていないと答えています。これらの結果から、財務・経理部門の担当者の多くは、経営幹部の理解向上を最も強く求めており、IFRS導入に向け、支援体制の強化を希望していることが判明しました。
■ およそ8割が必要な経験・スキルを持った人材が不足していると回答
IFRS導入に向けて経験やスキルを有する人材が「不足している」と回答した人はおよそ8割にのぼりました。にもかかわらず、ほぼ同数が今後そのような人材の「採用予定がない」と回答しています。このことから、今後ますますIFRS導入企業の増加が見込まれる中、十分な経験やスキルを持った人材の不足が企業の課題となることが予想されます。
■ 半数以上がIFRS関連の研修を受けていないと回答
IFRS導入に向け研修を受けた人はおよそ4割にとどまり、多くの回答者が今後研修に参加し、知識やスキルを向上させていく必要性を認識していることが分かりました。
◆ 「IFRS(国際財務報告基準)に関する意識調査」
調査対象: 首都圏在住で企業内の財務・経理担当者200名
調査期間: 2010年7月30日から8月3日
調査方法: インターネット調査
◆ 本リリースの詳細はこちらをご確認下さい。
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント http://www.hays.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・8月24日