主要な金融機関が大規模集中業務センターに
ウィンワークス社の人員配置ソフトを導入
効率的な勤務計画の作成を通じて企業の経営効率向上を支援するソリューション開発のウ ィンワークス(東京都千代田区、渡辺邦昭・代表取締役)は平成22年4月30日、主要な金融機関が大規模集中業務センターにウィンワークス社の人材配置ソフト「WINWORKS One」を導入し、本番稼働を開始したことを発表しました。
WINWORKS One は、変動するビジネス・ニーズに合わせ人的資源を最適に配置することで、勤務効率を向上させるとともに、人件費を適正化することを目的に、ウィンワークスにより開発されました。流通・小売・コールセンター等をターゲット市場とし、現場の条件に沿ったスタッフ勤務表の作成支援を行います。WINWORKS One は勤務の制約についての数理モデルを計算することで、就業規則、個々人の雇用契約条件、またスキルや希望休暇といった、様々な条件の組合せからなる膨大な数のシミュレーションの中から、制約条件を満たす最適解をすばやく算出する機能を提供しています。
【 背景 】
当該金融機関では業務の効率化と専門的なスキル、知識を有する貴重な人材を効率的に活用するため、人材を集中させた専門業務センターを設置しています。
ここでの勤務表作成は、あらかじめ予測された業務量から時間帯別の必要なスタッフ数を算出し、シフト担当者がこれに合わせ、手作業で勤務の割り当てを行なっていました。
所属スタッフ数が多く、スタッフによって保有する業務スキルや勤務可能な時間帯も異なることから、勤務表作成にあたる担当者の負担は決して少なくありませんでした。また遅番の翌日は早番を避けるなどスタッフの働きやすさや、土日祝日の出勤回数を揃えるなどスタッフ間の勤務の公平性まで考慮した勤務表を作成する必要があり、担当者の負担は大変大きくなっていました。
【 WINWORKS One 導入の目的 】
WINWORKS One はIT 技術により複雑な条件を満たす最適な勤務表を自動作成することができるので、シフト担当者の負担を減らし、労働基準法の遵守、働きやすさの向上、スタッフ間の勤務の公平性を実現することを目的として採用されました。さらに、業務センターのスループットを向上させることで、お客様の売上げ向上を狙っています。
【 導入の効果 】
WINWORKS One ではスタッフの希望休暇から保有する業務スキル、勤務可能時間帯、月間の勤務時間の上下限等の固有条件を設定することが可能です。また、連続勤務日数や休日の付与に関する規則に適合させることも可能です。さらに、遅番の翌日は10 時以降の出勤などの働きやすさを考慮した条件や、土日の出勤回数を揃えるなどの公平性を考慮した条件を設定することができます。WINWORKS One は、これらの複雑な条件を満たしながら時間帯別の必要な人員数に最も合致した勤務表を自動的に作成します。
結果として、適用した集中業務センターでは、労働基準法やスタッフの希望休暇、スキルを考慮した必要な人員数を各時間帯に配置することができるようになり、さらにはスタッフ間の勤務の公平性も考慮した最適な勤務表を、従来の1/5の時間で作成することが可能になりました。
このソリューションにより、お客様は、より適切なスタッフ数を配置しながら、労働基準 法の遵守、スタッフ間の勤務の公平性、働きやすさを考慮した勤務表を短時間で作成する ことを実現できます。ウィンワークスは、この実績を踏まえ、同様なニーズのある集中業 務センターにWINWORKS One を提案していきます。
◆ ウィンワークス株式会社について
ウィンワークスはピープル・パフォーマンス・マネジメント (PPM) のコンセプトのもと、 時間帯毎および日毎に大きく変動するサービス要求に対応するために、最適な人的資源の 配分を行い企業の経営効率を高め、 グローバル競争を勝ち抜く経営変革の実現を支援する ソフトウェア・ソリューションを提供しています。ウィンワークスの先端的なテクノロジ ーと、ソリューションを活用し経営効率を改善するノウハウは、特にサービスの質を重視 するビジネスのお客様から大変高い評価を頂いています。
詳しくは http://www.win-works.com をご覧ください。
ウィンワークス http://www.win-works.com /同社プレスリリースより抜粋・5月11日