ワンセルフ、「障がい者起業家」の輩出を目的とする
『“ユニバーサルベンチャー”ビジネスプランコンテスト』の一次選考結果発表
2009年11月9日、障がい者専門のIT系人材に特化した人材紹介サービス“7G-career”を運営する、ワンセルフ(東京都新宿区、祖上仁・代表取締役社長)は、“ユニバーサルベンチャー”ビジネスプランコンテストの一次選考の結果を発表しました。
障害者雇用促進法(※1)などの施行により、障がい者の就労数は増えてはいますが、法定雇用率を上回って障がい者を雇用している企業が半数に満たないなど、依然として障がい者の就労は十分とは言えない状況です。
そんな中、障がい者専門の人材紹介サービスを提供するワンセルフでは、障がい者の就労の場を拡大させる一つの方法として、また、オピニオンリーダーを育てていく方法として、障がい者自らが起業することも一つである、と提案しています。
その提案を現実のものとするため、日本で唯一の、障がい者が障がい者である個性を活かして起業することを目的としたビジネスプランコンテスト『“ユニバーサルベンチャー”ビジネスプランコンテスト』を企画し、9月から11月6日までビジネスプランの募集を行ってきました。
そして、11月9日、ビジネスプランコンテストの一次審査の選考結果として、ファイナリスト 6人を選出したと発表しました。
審査基準は、1. アントレプレナーシップ。2. 事業性。3. 障がい者である個性を活かした汎用性となっており、3. の基準が本コンテストの最大の特徴です。
一次審査を通過したファイナリストは、来年 1月17日に行われるファイナルプレゼンテーション(※2)に望むことになりますが、それに向け、コンテスト実行委員会が紹介するメンターからアドバイスを受け、エントリープランに磨きをかけてより実現可能な事業プランへの進展を目指します。
※1
障がい者の雇用の促進等に関する法律。この法律により、常用雇用労働者数 56人以上の民間企業に対して、常用雇用者の 1.8%(法定雇用率)以上の障がい者雇用が義務づけられている。
※2
ファイナルプレゼンテーション(最終審査会)は、2010年1月17日(日)に、日本財団ビル・大会議室にて行われます。
ワンセルフ http://oneself.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・11月13日