ロケーションバリュー、店長ケータイの販売開始
ロケーションバリュー(東京都千代田区、砂川大・社長)は同社が開発・運営するリアルタイム求人サービス「おてつだいネットワークス」、時限クーポンによる集客サービス「イマナラ!」およびシフト管理システム「OTETシフトβ」を待ち受け画面に標準装備した「店長ケータイ」を、9月28日より販売を開始する。
個人需要の飽和、割賦販売による買い替えサイクルの長期化、景気の低迷などで携帯電話の販売が伸び悩む中、最後の未開拓市場として中小企業の業務用携帯が注目されています。中でも飲食店などでは、個人用の携帯を業務に利用していることが多く、潜在的なニーズは高くなっています。
ただし、こうした中小企業では音声通話やメールの利用ニーズは高い一方、一般的な法人ソリューションであるCRM、SCM、ERP はほとんどニーズがありません。したがって個人携帯をあえて法人携帯に買い替えるだけの動機があまり見当たらず、浸透してきませんでした。
日経ビジネスの調べによれば、携帯電話を導入した企業のうち従業員が500名以上の企業の50%近くが在庫管理や配送支援などのアプリケーションの利用を導入目的としていますが、逆に従業員が100名以下の企業では85%以上が音声通話やメールを目的に法人携帯を導入しており、アプリケーション導入を目的とした導入は15%弱のみでした。
そうした中、ロケーションバリューでは飲食店や小売店の店長の目先の課題を解決することを目的とした店長ケータイを開発し、法人携帯への買換え需要を喚起するとともに、自社サービスの普及を目指します。
例えば飲食店では「人材の確保」や「客数の減少」が店主の悩みや課題となっていると報告されています(日経レストラン調査)。
ロケーションバリューでは携帯電話を使って直接こうした課題を解決するため、ソフトバンクテクノロジーの開発したBizフェイス!の技術を活用し、
■ おてつだいネットワークス(求人サービス)
■ OTETシフト(シフト管理サービス)
■ イマナラ!(集客サービス)
を待受画面に常駐させ、必要な時にいつでも利用できる携帯電話を飲食店や小売店に提供します。この店長ケータイは携帯電話の一般的な機能も全て利用可能となっております。
OTETシフトβは完全無料で開放し、おてつだいネットワークスおよびイマナラ!は従量制となります。そのため店長ケータイを購入しても他サービスを使わない限り、通常の携帯電話利用料と店長ケータイ月額基本料の500円のみしかかかりません。
ロケーションバリューではおてつだいネットワークス、イマナラ!の利用料無料キャンペーンを10月末まで行っており、年内に1000 台の店長ケータイの販売を目指します。
【 おてつだいネットワークスの概要 】
位置情報を利用して近くにいて働きたいと考えている人を即時採用することができる求人サービスです。当日働いてもらった結果、働き手と合意できれば、追加料金なく長期雇用することもできます。1採用あたり3000円の完全従量制ですが、前売りのポイントパック購入で採用単価を下げることも可能です。
【 イマナラ!の概要 】
「10分以内に来店してくれたら30%割引」といった時限クーポンを、近くにいる消費者に配信することができる新しい集客サービスです。配信エリア、来店時間の指定や、毎数の管理をすることができるため、売上を損なうことなく効率的に集客することができます。
リクルートの運営するFooMoo をはじめ、連携戦略により飲食店以外にもサービスを拡大する予定です。
【 OTETシフトβ 】
携帯電話によるシフト管理に特化した無料サービスです。飲食店や小売店でのスタッフのシフト管理は二極化しています。すなわち高価な勤怠管理システムの活用か、紙やエクセルでの簡易運用で行われており、使い勝手の良い廉価なサービスが提供されてきませんでした。こうした中、OTETシフトβは利用料完全無料でスタッフへのシフト申請要請、希望集計や欠員補充ができます。スタッフも携帯電話で登録することでシフト申請や変更要請を行うことができます。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
ロケーションバリュー http://www.locationvalue.com/ /同社プレスリリースより抜粋・9月29日