日経HR、「転職活動の変化に関する調査」結果を発表
日本経済新聞社の子会社で、就職・転職情報サービスの日経HR(東京都千代田区、三谷茂・社長)は、転職情報サイト「日経キャリアNET」の会員のうち、リーマン・ショック前に転職を経験した人を対象に、リーマン・ショック後(現在)とリーマン・ショック前(前回)の「転職活動の変化に関する調査」を2009 年7 月14 日−7 月21 日に実施。登録会員1,000 人から回答を得ましたので、以下に結果をご報告します。
■ 転職経験者の48.9%が1-3年前に転職を経験している
転職経験者に前回の転職活動時期を聞いたところ、最も多かったのは「1−3年前」(48.9%) でした。次いで「4−6年前」(27.8%)、「7 年以上前」(23.4%)でした。
■ 転職活動のきっかけは「倒産・リストラ勧告」が、前回の転職時の2倍に
転職活動をするきっかけは、「会社や業界の将来性に不安を感じた」(前回30.9%、今回37.6%)が最多でした。今回と前回の比較では「倒産・リストラなどの勧告があった」が、前回の13.6%から27.2%へと2倍に増えました。
■ 会社を選ぶポイントは「会社の将来性」が、前回の転職時より18.9ポイント増
会社を選ぶポイントは「仕事内容(職種、業種)」(前回61.3%、今回60.2%)がもっとも多く、次が「給与、待遇・福利厚生」(前回45.2%、今回43.7%)でした。今回と前回を比べて増えたのは「会社の将来性」。前回の20.8%から今回の39.7%へと18.9 ポイントも増えました。
■ 転職活動の期間94.2%が「前回より長引くと思う」
転職活動期間は前回と比べてどうなるかという質問には、「前回より長くなると思う」(94.2%)でした。その理由として「雇用環境が非常に厳しいため」「求職者の数が多い分、選考に時間がかかるため」といった意見が多く寄せられました。
【 調査概要 】
○ 調査方法/日経キャリアNET のうち転職経験者にアンケートを依頼。
WEBを使ったアンケート方式で、1,000 名から回答を得た。
○ 調査期間/2009 年7 月14 日〜7 月21 日
※ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
日経HR http://www.nikkeihr.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月18日