フォース、企業2,000社にアンケートを実施
社長・人事担当者が語る“企業のホンネ”
東京の西エリアを中心に、求人広告・人材採用・育成を手掛ける総合広告代理店のフォース(東京都立川市、寺澤勇一郎・代表取締役)は、この度、立川・八王子を起点とした多摩エリアの企業2,000社に対しアンケートを実施。回答者は、代表もしくは人事担当者を中心とした企業のキーマンです。経営陣が思わず口にした、採用・育成における悩み、日頃の従業員の様子調査をもとに、現在の企業実態に触れていきます。
◆ 調査概要
アンケートタイトル:お客様の声 アンケート
調査対象:多摩地域を中心とした首都圏内外の企業 2,000社
回答者:経営者・人事担当者・他経営幹部
調査期間:2009年4月27日〜5月22日
調査方法:対面もしくは電話による直接聞き取り
【 アンケート結果ダイジェスト 】
■ 企業の年間採用戦略: 「立っている」が22.9%、「立っていない」が75.7%
中でも「立っている」と答えた企業457社に対して「予算化できている」と答えた企業は49.5%、「採用戦略と企業ビジョンが一致している」と答えた企業が51.4%
この景況感の中で採用コストダウンが叫ばれていますが、実状は予算・計画ともに未着手の企業が実に7割を超えています。今後の展開と予算が計画化されている企業は全体の1割の結果に留まりました。
■ 企業の採用欲求: 良い人材であればいつでも受け入れるに対して「はい」が53%
5割の企業が、「求める人材がいれば先行投資をしてでも採用する」という結果になりました。
■ 採用・育成における悩み:
採用に関して困っている「はい」が47.3%
その理由のトップ3は
1. 求める人材の応募が無い 2. コスト 3. ベストな採用手段が不明
育成に関して困っている「はい」が43.1%
その理由のトップ3は
1. 育成担当者(中堅層)不在 2. 定着のポイントが不明 3. 早期退職
■ 社内の様子: 職場に活気があると感じるに対して「はい」が76.2%
感じている部分トップ3は
1. 社員の声の大きさ 2. 社員の表情 3. コミュニケーション量
■ 社員の未来:「夢・ビジョンを持っている社員がいる」に対して「多くいる」が26.3%、「少ないがいる」が41.6%、「わからない」が28.2%
職場の様子としては、世相に関わらず比較的楽観視している社内の実態が感じとれます。また1人1人に関しては、夢があり優秀な社員に対して、現状のままではウチを出て行くかもしれないという不安要素を抱えている経営者も多くいた事実が残りました。
◆ 株式会社フォース 今後の展望
上記の結果もふまえ、フォースは1人1人に「生きる力」を提供していく事業を推進して参ります。具体的に私達の考える「生きる力」とは(1)夢を描く(2)継続する(3)思いやる と定義していますが、実際には「夢をつくる教育研修」を、新商品サービスとしてご提供します。
「採用前と採用後、どちらが大切か」もちろん、どちらも手は抜けません。しかし、これからの時代、どう採用するかよりもどう育てるかが求められる事は間違いありません。故に年間での計画立てが今後の企業発展に大きな意味を持つと想定し、これまでの経験とノウハウを元に寄与させて頂きます。
フォース http://www.frc.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・6月19日