グローバルスタッフィングリサーチセンター
非正規社員を含む労働市場の国別比較データを紹介
総合人材サービスのフジスタッフホールディングス(東京都千代田区、増山浩史・代表取締役社長)とランスタッド(東京都千代田区、小泉明正・代表取締役社長)が発足した「グローバルスタッフィングリサーチセンター」(略称:GSRC/以下、GSRC)は、人材派遣業界の健全な成長に向けた法制度のあり方や業界の目指すべき方向性を検討するための客観的なデータとして、グローバル雇用統計レポートを基に、「労働力需給ギャップへの対応に向けて」を刊行、3000部を関係機関、業界団体、関係各社などに無料で配布いたしました。
この冊子では、昨今わが国で注目される製造業派遣を含む労働者派遣の各国産業部門別分布や派遣業務に関する国別規制、労働者派遣の先進国オランダが導入した規制に関する革新的な制度「フレキシキュリティ法※1」などが紹介されています。主に欧米諸国の労働市場の特徴や動向および先進的な人材サービス事例の検討を通じて、わが国における労働市場の柔軟性と雇用保障の両立や労働者派遣を含む労働市場の整備、法改正や非正規社員の雇用環境の見直しなど、日本が直面するさまざまな雇用問題の解決にむけた取り組みに関心をお持ちの方々に広くお役立ていただきたいと考えております。
※ 1 フレキシキュリティ法
(雇用の)柔軟性と安定性に関する法律。Flexibility(柔軟性)とSecurity(安定・保障)を掛け合わせた造語。『労働市場の柔軟性』と『雇用保障』を両立させる考え方で、1999年にオランダで制定された労働者派遣制度。
【 グローバル雇用統計レポート概要 】
■ レポート: 「マインド・ザ・ギャップ」(2007年11月)
■ 翻訳刊行冊子: 「労働力需給ギャップへの対応に向けて」(63頁)
■ 内容: 日本を含む世界20ヵ国以上の労働参加・失業・派遣労働などの労働市場データを比較分析
このレポートはランスタッド・ホールディング(本社:オランダアムステルダム、CEOベン・ノートブーム)がオランダのSEO研究所に調査依頼し、取りまとめたものです。SEO研究所とは、1949年にアムステルダム大学経済学部の研修機関として設立され、1980年代に大学から独立した研究機関。
【 グローバルスタッフィングリサーチセンター概要 】
人材派遣を中心とする人材サービスの経済および社会における重要性に関するグローバル動向分析を行い、調査結果を四半期に一度程度のペースで小冊子にまとめて発行
名称: グローバルスタッフィングリサーチセンター(略称:GSRC)
所在地: フジスタッフホールディングス株式会社 東京本社(東京都千代田区)
発足: 2008年8月
※ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
フジスタッフホールディングス http://www.fujistaff-holdings.jp//同社プレスリリースより抜粋・1月16日