マーキュリーコンサルティング
「不況の中、企業のパフォーマンス向上のため何をすべきか」を調査
この度、マーキュリーコンサルティング(東京都品川区、島倉大輔・代表取締役)は、世界同時不況の経済状況において企業がパフォーマンスを高めるために何をすべきかを探るために調査を行いましたので、その結果についてご報告します。
サブプライムや円高によって経営環境が厳しい状況に置かれるなかで、組織のスリム化、合理化による慢性的な疲労感、不安感が広がっていることがわかりました。また、雇用への不安感から、労働意欲の減退、コンプライアンス遵守への意識の低下などが見られました。また、職場環境における人間関係が希薄化しており、チームによる集団行動がうまく機能していない傾向が見られました。相互の信頼感、チーム一体感が低下しており、自発的な支援活動が見られないなどの問題が生じていることが明らかになりました。
世界同時不況を受けて、今後企業がパフォーマンスを高めるためには、経営者による将来に向けた成長戦略の明確化と会社の強みの再確認が必要であると考えられる。また、社内においては、社員相互の信頼感の醸成、特に現場リーダーであるマネジャーの部下との対話、目的の共有が必要不可欠であり、それらを通じてチームの一体感、相互信頼感が生み出されると考えられます。世界同時不況という厳しい時代だからこそ、経営者やマネジャーが、発揮するべきリーダーシップを明確に定義して、着実に実践していくことが必要不可欠であると言えるでしょう。
マーキュリーコンサルティング http://www.mercuryconsul.com//同社プレスリリースより抜粋・1月13日