内田洋行、タッチパネル会議室予約システム
「SmartTimeShare」を発売開始
内田洋行(東京都中央区、向井眞一・社長)は、会議室予約専用Web システムと連携し、社内ネットワーク上のPC はもとより会議室前のタッチパネル端末そのものの直接操作でも、その場で部屋予約や終了、延長管理を効率的に行うことが可能なシステム「Smart Time Share(スマートタイムシェア)」を2008年7月1日から本格的な発売を開始いたしました。 【 開発背景 】 近年、多くの企業で会議の効率化や時間短縮が叫ばれ、それらを解決するためのツールや方法論が注目されています。これらの状況下で「会議室」の予約や延長利用などの効率的な運用に関しては、様々な利用形態に応じたキメ細かな管理が殆どされておらず、多くのお客様から「会議室の運用に不満がある」「会議室が足りない」という声がありました。会議室の利用効率を向上させるのは会議室の「数」ではなく「運用効率化」が最も重要なポイントであるとの結論を得て、本製品を開発しました。 「Smart Time Share」は、多くの企業が抱える慢性的な会議スペース不足や、煩わしい会議室予約変更管理の問題を解決するIT ソリューションです。開発にあたり、弊社が以前から開発・販売を手掛けている、公共施設内の電子総合案内などで知られるデジタルサイネージ技術やネットワーク、インターフェースの技術を活用し、現場の多様な利用シーンに即した部屋前予約表示システムとして実現しています。 〜 ヒアリングで見えてきた会社を悩ませる会議室運用の実態 〜 (参考資料) ・ 会議が延びることを想定し長めに無駄な予約を入れる ・ 会議が長引いているが、その場所から予約の延長ができるかわからない ・ 会議室は空いているのに、誰かの予約が入っているため使えない ・ 会議が予定より早く終わっても面倒で予約時間がそのまま ・ 自分の前後で誰が予約しているかわからず調整ができない ・ 会議室入口に「使用中」の張紙を張るだけで管理すらしていない 会議室使用は管理部に連絡しなければならず、リアルタイムで情報が共有されない など 【 製品説明 】 <特長> ■ 部屋前で簡単に会議室予約の変更・確認などができ、無駄な予約工数を削減 使用時間の延長・終了はその場で、タッチパネルから入力ができます。また急な来客時の使用申請も、席に戻らずその場で即対応が可能に。全ての入力データは会議室専用webシステムに反映されます。 ■ 使用履歴を集計分析することで、運用面での秩序化を実現 使用履歴のデータを集計分析することによって、一部企業が実施している会議室使用における無駄な予約に対するペナルティ・課金制度への移行で生産性向上に寄与します。また同時に最適な会議室スペースの検討にも役立ちます。 ■ 双方向で空在室状況の把握・リアルタイム予約が可能 会議室現場と社内ネットワーク上のPC とで、web 入力により、いつでもどこでも確認・変更ができ、空在室状況の確認工数を削減。予約は即座に部屋前端末装置に反映されます。入室中、未入室などのステータス状況が、ブラウザ画面で一覧できます。また、各種グループウェアとの連携も可能です。 ■ 大型画面による各種オプション表示システムも用意 フロア単位での一覧性ある総合案内表示や、ウエルカムメッセージ表示なども可能です。 < 想定導入スペース > 一般企業会議室、貸会議室及び公共施設、大規模シティホテル、エンターテインメント施設、文教施設の会議室・研修室・応接室・ミーティングコーナー・スタジオなど < タッチパネル端末仕様 > ・ 標準モデル8.4 インチ(サイズ:7〜19 インチまでラインナップ) ・ タッチスクリーン ・ XPEmbedded を使用 ・ HDD レス、ファンレスパネルPC で省エネ対応、多様な設置環境にも耐久性を誇ります。 ・ 着せ替え型画面デザインに標準対応。 本システムは、ICードでの個人認証による入室や、照明電源制御等へも今後、システム拡大してまいります。内田洋行では、表示・映像ソースの分析から、最適な情報表示デバイスの選定、アプリケーションの開発、設置施工、運用メンテナンスまで、オフィスや施設の建築計画における企画・立案の段階から、お客様に最適なシステムをご提案いたします。 < 販売価格 > 表示端末装置398,000円から サーバーソフト700,000円 < 販売目標 > 500 台 (内田洋行 http://www.uchida.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・7月3日) |