リクルートが「大学生の就職志望企業」を発表
全日本空輸が本調査ランキング初の1位に
リクルート(東京都中央区、柏木斉・代表取締役社長兼CEO)では、大学生の会社選びの構造を明らかにするため『採用ブランド調査』を実施していますが、このたび、「大学生の就職志望企業」(対象は2006年3月 卒業予定の大学生)の集計がまとまりました。
「全日本空輸が就職志望企業ランキング 初の第1位」全日本空輸が本調査(1998年以降)において初めての1位 (昨年6位)となりました。このほか運輸・旅行業界では、ジェイティービー(JTB)、東海旅客鉄道(JR東海)、東日本旅客鉄道(JR東日本)の4社が3年連続で20位以内にランク入りしており、 「好きな旅行にかかわる仕事がしたい」 という学生の意識が業界全体の支持につながっているものと考えられます。
また、自動車メーカー業界においては、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業の大手3社が、3年連続で20位以内にランクイン。 業界の成長性に加え、グローバルな事業展開をしている点に学生の支持が集まっているようです。あわせてトヨタ自動車のグループ会社のうち、3社が100位以内にランクイン。いずれも昨年より順位を上げており、グループ全体への志望の強さが際立つ結果となっています。
「大手電気・電子メーカーは明暗分かれる」 日立製作所が10位と、昨年(85位)から大躍進しました。インターネット、情報誌、イベントなどを通じて積極的な採用広報を行い、会社説明会も精力的に実施した結果と思われます。 一方で、多くの大手電気・電子メーカーが順位を落としています。 昨年各社の業績を支えたデジタル家電ブームが一巡したことも、一因として考えられます。
詳しくはこちら。 http://www.recruit.co.jp/corporate/report/2005pdf/050414_saiyo_brand.pdf
(リクルート http://www.recruit.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・4月15日)