ディップ、ワーク・ライフ・バランス支援制度「Work Life Design Plan」を開始
総合求人情報サイトを運営するディップ(東京都港区、冨田英揮・代表取締役社長 兼 CEO(最高経営責任者))は、2008年3月より「Work Life Design Plan」を開始いたしました。ラーニングサポート、チャイルドケア等7つのプログラムからなる同制度は、社員が安心して長期間働ける環境づくりを目的に制定されており、2010年3月までに全ての制度を施行予定です。 【 「Work Life Design Plan」制度実施の背景 】 ディップでは、97年の設立以来、事業成長を続けており、それにあわせ社員数も5年で10倍に増加しました。本年度より人材の成長スピードを速め、競争力を高めることを目的に等級制度、評価制度、報酬制度等も見直しを行いましたが、同タイミングで「Work Life Design Plan」を施行、企業文化や思想を理解するモチベーションの高い社員を定着化、企業力を高め、ユーザー満足度においてもNO.1のサービス提供を目指してまいります。 なお、ディップ社員の約70%は20代であり、女性比率も約50%と高く、社員のライフステージに応じた制度づくりは急務となっております。(2008年5月末)制度策定には半年の期間を要しました。 【 「Work Life Design Plan」とは 】 2007年10月、全社員を対象に社員意識調査を実施し、調査結果をもとに策定された制度となります。安心して長期間働ける環境を整備することで、「従業員満足度NO.1企業」を目指しています。 ■ チャイルドケア・サポート プログラム 2008年4月より導入。従来よりワーキング・マザーをサポートするプログラムはありましたが、4月より、休暇日数、短時間勤務、お祝い金等を飛躍的に充実させました。なお、同制度は、人事部が社内の現場第一線の女性やワーキングマザーとプロジェクトを発足、女性活用に向けた諸制度を積極的に採用している企業のヒアリングにより事例を収集し、制度化したものです。なお、出産祝い金は、第一子50,000円、第二子100,000円、第三子以降300,000円となります。 ■ ラーニングサポートプログラム 自己研鑽のための教育支援金として、年間上限30万円まで学習のための費用を支給する制度です。なお、現在取り組む業務に役立つ資格や情報の取得を目的とした申請が条件となります。2008年9月より導入予定。 ■ ボランティア活動サポートプログラム ボランティア活動に取り組む社員のために年3日間の有給休暇を付与します。対象者は、勤続6ヵ月以上の社員、契約社員となり、対象となる活動は(1)社会福祉活動(2)国際貢献活動(3)災害復旧および人命救助活動等になります。2008年4月より導入。 ■ 永年勤続プログラム 永年勤続者のリフレッシュ、慰労を目的とした表彰制度となります。一般的に10年、20年のタームで設置している企業が多い中、ディップでは、勤続5年目より5年刻みで勤続30年まで表彰されます。株式会社産労総合研究所の2006年調査によると、永年勤続祝い金の平均額は、勤続5年で1.8万円、10年で3.6万円、15年で4.9万円、20年で7.4万円、25年で9.1万円、30年で13.3万円となっており、当社は3倍の水準を設定していることとなります。 また、対象者は、祝い金及び特別有給休暇を取得することとなります。2008年3月より導入。 ■ 退職金プログラム 人材ビジネス業は人材輩出業ともいえ、優秀な人材の独立・転職によるキャリアアップが他業界に比べ高いといわれています。ディップでは、会社文化や思想を理解した優秀な社員を定着させることが企業力を高めると考え、社員の貢献に応える趣旨から退職金制度の導入を予定しています。2009年〜2010年度中に導入予定。 他に、半期に一度、仕事に関することだけでなく、生活面や将来のキャリアパスを上司・部下が共有化する「ワーク・ライフヒアリング プログラム」や短時間で成果を出すプロの働き方への転換を図る「ワークレボリューションプログラム」を既に導入しています。 ※ 詳細はこちらをご覧下さい。 (ディップ http://www.dip-net.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・6月19日) |