ネットリサーチDIMSDRIVE
「従業員理解と満足度」に関する調査結果を発表
4月。ベテランのビジネスマンも新入社員を迎え、誰もがフレッシュな気持ちになる時期ではないでしょうか。 インターワイヤード(東京都品川区、斉藤義弘・代表取締役)運営のネットリサーチサービス「ディムスドライブ」は、『従業員理解と満足度』に関する調査を2008年3月7日〜3月10日にかけて行い、結果をまとめました。登録モニターのビジネスパーソン男女3,633人から回答を得ています。 ■ 調査結果の詳細はこちら < 仕事・職場生活が「充実している」人は半数。部長クラスは69.2%、一般社員は46.2%…役職で差 > “仕事や職場生活についての充実度”を尋ねたところ、「とても充実している」は6.0%、「まあまあ充実している」は44.4%と、『充実している』と回答した人は半数の50.4%であった。 一方、「あまり充実していない」は17.4%、「全く充実していない」は6.8%と、『充実していない』人は4人に1人(24.2%)となっている。 < 充実した仕事・職場生活に重要なものは? 「やりがい」、「適正な給与」、「適正な評価」 > また、“充実した仕事・充実した職場生活に重要だと思うもの”については、「やりがいのある仕事」61.3%、「適正な給与」53.5%、「きちんと評価されている」47.9%、「適度に忙しい」42.3%、「上司・部下とのコミュニケーションが円滑」・「同僚とのコミュニケーションが円滑」が38.2%と続いた。 年代別に見ると、若い年代ほど『上司との関係』や『個人の充実・成長』を重視し、年代が上がるほど『企業の中でどのような役割を果たしているか』を重視している事が伺える。 <会社に「満足」している人は3割…従業員数が多い企業ほど満足度は高い傾向> 経営者・役員以外の人に、福利厚生や給与・評価制度などを総合的に見た“会社に対する満足度”を尋ねたところ、「満足している」3.6%、「まあ満足している」27.9%と、『満足である』と回答した人は31.5%と3割だった。一方、「あまり満足していない」は25.0%、「全く満足していない」は15.0%と、『満足でない』と回答した人は40.0%と、『満足である』人よりも1割ほど多くなっている。 従業員数が多いほど『満足である』人の割合が高くなる傾向にあり、3,001人以上の企業で働く人では『満足である』と回答した人が4割を超えた。一方、500人以下の企業で働く人では3割に満たない。 < 43.4%が、「会社の上層部は従業員を理解する努力をしていない」 > また、“会社の上層部は、従業員を理解しようと努力をしていると思いますか”の問いについては、「非常に努力をしていると思う」4.1%、「まあまあ努力をしていると思う」24.0%で、『ある程度以上』と回答した割合は28.1%。一方、「あまり努力をしていないと思う」28.6%、「全く努力をしていないと思う」14.8%と、『努力をしていない』という人は43.4%で、4割以上が“会社の上層部に理解してもらえていない”と感じている事が分かった。 この問いに対し、『努力している』と回答した人ほど会社への満足度も高くなっており、「非常に努力をしている」と回答した人では71.3%が『満足である』と回答している。 < 現場と上層部では認識に隔たり…45.9%が「上層部に自分の意見を知ってもらいたい」 > さらに、“自分の意見や不満を、会社の上層部に知ってもらいたいか”と尋ねた結果、45.9%の人が「知ってもらいたい」と回答した。「知られなくてよい(知ってもらう必要が無い)」は28.2%、「知られたくない」は5.4%で、『望んでいない人』は33.6%となり、「知ってもらいたい」と考えている人の方が多いことが分かった。 その理由については…【知ってもらいたい】人では、「聞いてほしい」、「現場を知らなさ過ぎる」・「現場と上層部の認識に隔たりがある」、「より良い会社になってほしい」という意見が特に多く、【知られなくてよい】・【知られたくない】と回答した人では、「どうせ改善されない・結局変わらない」と、あきらめている人が多いようだ。 【 調査項目 】 ・仕事 ・職場生活の充実度 ・充実した仕事に重要なものは何か ・職場に対する総合満足度 ・自社の上層部は、従業員を理解する努力をしているか ・上層部に自分の意見を知ってもらいたいか ・従業員満足度調査の認知度 ・今後、自社で実施してほしいか(利用意向) ・実施してほしく無い理由 ・実施にあたり、期待する事 DIMSDRIVEの「Timely Research」(タイムリーリサーチ)についてDIMSDRIVEの公開調査「タイムリーリサーチ」は、その時「旬」な商品やサービス、時事問題などをテーマとして取り上げ、独自で調査を行い、結果をWEB上で公開しています。隔週1回実施しており、本アンケートは第173回です。 ネットリサーチのDIMSDRIVEについて インターワイヤード株式会社が運営する『DIMSDRIVE』は、全国に17万人のモニターを擁し、インターネットリサーチを通じて調査企画・設計から分析・提案までを提供する、マーケティングのトータルソリューションサービスです。広告効果測定や新製品需要調査など、目的に応じた調査でお客様の戦略立案をサポートしています。 ■ DIMSDRIVEホームページ: http://www.dims.ne.jp/ (インターワイヤード http://www.interwired.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・4月10日) |