ソフトバンク・ヒューマンキャピタルが
企業人事部向けに採用業務の支援サービス
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(東京都中央区、香山誠・代表取締役社長)は、4月に完全施行される個人情報保護法対策の一環として、企業人事部門向けに採用活動上収集する応募者情報を、安全に管理する採用業務支援サービス『リクログ(Rec-log)』を開発しました。4月1日からサービス提供を開始します。
4月からの個人情報保護法完全施行を控え、企業にとって情報漏えい対策は重要かつ急務な課題となっています。個人情報が社外に流出した際のダメージは、民事上の損害賠償、企業ブランドに対する不信感が強まることによるブランドイメージの低下、将来的な顧客離れのリスクなど計り知れません。個人情報保護法適用対象事業者であれば行政処分にさえつながります。とくに個人の履歴書情報を取り扱う人事部門では、採用活動の際に収集される応募者情報の十分なセキュリティ対策が必要となりますが、入社した従業員の個人情報に関して早い段階から対応・対策を施している企業でも、採用段階における応募者の個人情報に対しては、対策が取られていない場合が多いという実態があります。
同法では、個人情報を収集する際にはその利用目的を明示すること、安全管理措置を施すこと、従業者・委託先をきちんと管理することや、本人からの開示請求があった場合には対応することが企業に求められています。『リクログ』は、採用業務の各過程において求められるこうした対策を実現しました。
ここ数年で雇用形態が大きく変化したことで、企業の採用手法も多様化しました。従来は紙媒体のみであった求人広告が、人材紹介会社やインターネットの活用へ幅を広げたことにより、人事部門の情報管理はますます煩雑になっています。『リクログ』は、この様に複数媒体を活用した採用活動を行う際にも、すべての応募者情報を一元管理できる仕組みを備えています。また各応募者の選考進捗状況が一瞥してわかるだけでなく、何人の応募者が採用のどんな過程にいるかなどの情報も簡単に把握することができます。こうした便利機能により、人事部門の採用業務の効率化が図られます。
『リクログ』は、大手企業の大量採用を支えた技術をベースに、より多くの企業に簡単に安価に利用できるように機能改善を施したアプリケーションサービスです。導入にあたりシステム投資や設営工事などは不要です。インターネットの接続環境さえあれば、申込んだ3営業日後からすぐに使うことができます。また、無料体験版を試せるほか、導入にあたっては導入支援講習や管理者養成講座(有償)、電話による導入支援サポートも行います。
なお、『リクログ』には個人情報漏えい賠償責任保険が付帯しています。万が一、『リクログ』をご利用の企業が管理情報を漏えいした場合には、法律上の賠償金等が補償されるので、より一層安心して利用できます(保険の詳細は保険約款等で規定されています)。
詳しくはこちらまで。 http://www.softbankhc.co.jp/press/050330.html
(ソフトバンク・ヒューマンキャピタル http://www.softbankhc.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・3月30日)