アイデム、学生向け就職スクール実施とアンケート結果発表
アイデム(新宿区新宿 椛山亮・代表取締役社長)が運営する「人と仕事研究所」( http://apj.aidem.co.jp/ )は、就職活動を控えた学生向けに開催したセミナー「学生就職活動コース」の参加者に向けて自由回答形式で実施したアンケート結果を集計しましたのでご報告します。 今回のセミナーは、2009年4月入社を目指す学生に向け、就職活動におけるビジネス感覚の大切さを伝えました。「ビジネスマナー」「異世代コミュニケーション」「自己分析」をテーマに事例を踏まえた講義が好評を博し、多くの学生から「分かりやすい」「自信が持てた」といった反響がありました。 【 就職スクールの概要 】 多くの企業では2009年度新入社員の採用活動が始まっています。就職活動とは何か? どうやって進めればいいのか? と多くの学生が迷いを感じているようです。当スクールは今までに培った能力や人柄を採用担当者にアピールするノウハウを伝えることを目的に開催しました。「上手に話す」ことよりも「社会人としての常識」を意識し接することが大切であるとのメッセージを送りました。 ■ 開催日: 2007年12月8日(土) 13:00〜16:00 ■ 講師: 相良忠義(人と仕事研究所) 講義の内容は以下の通りです。 1. 就職に必要な「コミュニケーション能力」とは? 2. 企業の求めるのは「やる気」「人柄」「可能性」「経験」 3. 効果的にアピールする「エントリーシート・履歴書の書き方」 4. 面接官の目を惹く「志望動機」の作り方 5. ここで差がつく「メール・電話のマナー」 6. 会社説明会・面接の留意点 アンケート実施結果は次の通りです。 質問内容は ● セミナーを受講後、就職活動に役立つと思われる点 ● セミナー当日の感想 この結果、得られた回答から、記述の内容を分類すると(重複回答可) (1) ビジネスマナーおよび第一印象、対応の明るさが大切と気付いた 60.0% (2) 受講前は就職活動に不安を感じていた25.5% (3) 自己分析の大切さ、効果的な面接準備に気づかされた 21.8% (4) 異世代コミュニケーション能力※の必要性に気づいた 12.7% 就職活動を控えた学生の会社へアプローチする方法についての不安や、学校で行われる就職支援は情報不足であると感じていることがうかがえます。基本的なビジネスマナーや第一印象に関しても、初めて知った、またはその重要性に気づいたという回答が6割を占めていることから、就職に必要な能力をはじめ、内定までの道筋で必要となることが見えていない学生が多いことが分かりました。 <このほか、回答の中から学生の感想を抜粋> 「やりたいこともないから会社に入って働けるかどうか不安だった」 「日々悩んでいたところ、セミナーを聞いて安心したし、励まされた」 「就職活動のマイナスイメージを拭い、原点を見つけることができた」 ※異世代コミュニケーション能力:自分とは異なる世代の人々に対し不快感を与えずにコミュニケーションを取れる能力のことです。就職活動において、学生が接する相手は社会人であり、ビジネスパーソンであり、また、年長の方であることを考慮すれば同世代とのコミュニケーションとは異なるコミュニケーション能力が要求されます。 なお、今回実施したアンケートの概要は次の通りです。 ■ 母集団: 55 人(男:女=25 : 30 ) ■ 内訳: 大学生54 人( 2年生2人、3年生49人、4年生3人)、大学院生1人 (アイデム http://www.aidem.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・12月14日) |