トランジション、『採用診断プログラム:FACTORS‐III・General』の提供開始
人材評価システムを独自開発するトランジション(東京都千代田区、中田幸子・代表取締役)は、採用活動での人材判断基準として、企業が求める応募者のビジネスポテンシャル(企業人としての基礎能力)を分析する『採用診断プログラム:FACTORS‐III・General(ファクターズ スリー ゼネラル)』(通称「FG(エフジー)」)のASPシステム化を完了し、2007年10月1日より提供開始いたしました。 当社独自の臨床心理を用いた本プログラムは、高い信頼性に加え即時性・利便性を兼ね備えた「採用診断プログラム」として、市場ニーズの現状にマッチさせて新登場いたしました。 これにより、本プログラムは、一層効果的で且つ効率的な企業の採用活動を支援できる最適な採用診断ツールに生まれ変わりました。 【 開発の背景 】 主要企業の採用意欲は、業績好調やマンパワー不足などの影響を受け一向に衰えを見せず、採用企業にとっては、今後とも「売り手市場」の継続という厳しい採用環境が予想されています。また、団塊世代の労働人口減少やニート・フリーターの増加の影響もあり「買い手市場の頃は就職に真剣な学生が多く、人選し採用できたが、今ではエントリー数がなかなか集まらず選んではいられない」などの応募者確保に難航している現況に懸念を示す声が多く聞こえてきます。 一方、コストをかけて採用した学生の質に不満を示す企業も多く、新卒採用者の内定辞退や期待感のミスマッチによる早期離職率大幅増加が重点課題となっています。 さらに、各社の人事担当者からは、共通して新しく求められる人材判定基準として「ストレスに弱い」「仕事に対する意欲が低い」「自ら考えようとしない」などの問題点を加味したいという厳しい意見が散見されます。 これ等を受け、コンテンツ開発・運用を専門とするトランジションでは、長年培った当社独自の基礎データである臨床心理を用いた、従来にはない人材判定基準や人材評価システムとして独自開発し市場に提供してまいりました。従って、本プログラム『採用診断プログラム:FACTORS‐?V・General』は、生来人が潜在的に持っている視点から「ストレス耐性」「意欲」「思考力」を分析することで、高い信頼度を確立した人材評価システムです。さらに、ASP化を完了させ利便性と効率化を一層高めて市場提供を開始いたしました。企業の採用活動においては、学歴や見た目だけの従来分析による判断で生まれ易かったミスマッチを防ぐことができると同時に、即時採点などの利便性を高めたことで、一層大きな経済効果が期待できるものとなりました。 【 商品の概要 】 ◆ 商品名: 『採用診断プログラム:FACTORS‐III・General(ファクターズ スリー ゼネラル)』(通称「FG(エフジー)」) ◆ 質問数: 196問 ◆ 対象: 企業の新卒採用・中途採用応募者。 ◆ 利用シーン: (1)採用活動時に面接させるか否かの判断に使用。(2)個人個人の人物像を理解するとき。 ◆ 基本組み合わせ: 『採用診断プログラム:FACTORS‐III・General』+ SAT (基礎学力・基礎英語力テスト) ビジネスポテンシャル(基礎能力)と基礎学力テスト・基礎英語力テストを組み合わせて潜在的特徴と学力の側面から総合的に判定することが可能。 ◆ 実施形態: 『採用診断プログラム:FACTORS‐III・General』…WEB受診(ASPにより受診後即時回答分析) :SAT (基礎学力・基礎英語力テスト) …マークシートによる会場受診(分析センターより採点後納品) ◆ 受診所要時間: 『採用診断プログラム:FACTORS‐III・General』…約20分(時間制限なし) :SAT基礎学力…55分(時間制限あり):SAT基礎英語力…30分(時間制限あり) ◆ 料金体系: 基本型料金『採用診断プログラム:FACTORS‐III・General』+ SAT (基礎学力・基礎英語力テスト) (1) 月5名様まで受診、1人当たり4,300円 (FGのみ受診の場合、1人当たり1,800円) (2) 月15名様まで受診、1人当たり3,900円 (FGのみ受診の場合、1人当たり1,400円) (3) 月30名様まで受診、1人当たり3,500円 (FGのみ受診の場合、1人当たり1,000円) ※月31名様以上受診の場合は更にご利用いただき易い料金体系適用となります。 基本型以外のご利用の場合や更に詳しい料金プランに関しましてはご相談下さい。 ■ 『採用診断プログラム:FACTORS‐III・General』5つの特徴 (1) トランジションではビジネスポテンシャル(企業人としての基礎能力)を企業ニーズに対応させて「ストレス耐性」「意欲」「思考力」の3つのファクターで定義いたしました。 (2) 定性的指標を定量的にリスト表示いたします。 (3) 個人個人の性格タイプをコメントし帳票提示いたします。 (4) 採用活動での短い接触時間では見極めることが困難だった「潜在的特徴」を分析いたします。 (5) 理論よりも実際の反応を重視するため、臨床心理士が患者に対するカウンセリング手法や、その臨床結果をベースに開発。 ■ 3つのファクターの定義 (1) 「ストレス耐性」: 生まれながらに持っているストレスに対する強さ。 ストレス耐性が低いと成績が優秀で面接やグループディスカッションの内容が良くても実際の仕事のストレスに耐え切れず、簡単に辞めてしまったり、うつ病を患ったりするケースが多い。 (2) 「意欲」: 仕事に対する意欲の強さ。 意欲が低いと何かを始める前からあきらめてしまったり、できない理由を並べ立て、結局何もしないということになり、生産性は向上しません。 (3) 「思考力」: 思考力が低いといわゆる指示待ち人材です。 自ら考えて行動に移すことができず、人材として自立できません。 ■ 納品物 ◇ 『採用診断プログラム:FACTORS‐III・General』:管理画面より「受診者データリスト」「個人帳票」閲覧 ◇ SAT(基礎学力・基礎英語力テスト):「採点結果一覧」「個人採点結果」の納品 (トランジション http://www.transition.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・10月16日) |