テンプスタッフ・ウィッシュ
横浜市に認可保育所「たまプラーザのぞみ保育園」を開園
総合人材サービスのテンプスタッフグループで、保育・託児サービスを手がけるテンプスタッフ・ウィッシュ(東京都渋谷区、西内隆昭・代表取締役社長)は、2008年4月1日(火)から、神奈川県横浜市青葉区に認可保育所「たまプラーザのぞみ保育園」を開園いたします。 政府は2001年より「待機児童ゼロ作戦」を実行し、毎年5万人以上の保育所定員の増加を図っていますが、厚生労働省の発表によると、2007年4月1日現在、全国の待機児童(※1)数は1万7926人(※2)にのぼり、「待機児童」の数を顕著に減らすには至っていません。特に神奈川県横浜市は576人と、大阪市の744人に次ぐ高い数字となっています。弊社では、横浜市の中でも待機児童の多い地区とされる青葉区において認可保育所(※3)「たまプラーザのぞみ保育園」を開園します。 「たまプラーザのぞみ保育園」は、横浜市青葉区美しが丘に新築した3階建ての保育所で、90人保育可能な620?uの広々とした施設と、たまプラーザの自然豊かな恵まれた環境下で、質の高い保育サービスを提供します。尚弊社では、既に横浜市の十日市場で「十日市場のぞみ保育園」を開園(2006年4月)しており、同市内では二園目の直営認可保育所の運営となります。 同保育園は子どもと大人の係わり合いの中で育ちあっていく“響育”(※4)を保育理念とし、昔から日本に伝わる“わらべうた”を保育に取り入れ、自然に“人”とスキンシップを図る遊びや保育士手作りの遊具を積極的に取り入れ、遊びの中で社会性を養います。また、保護者と保育士とが連携し、子育て上の悩みを共に解決し、大人も子育てを楽しむ保育を目指します。当保育所の保育士は、“感働(感じて働く)”、“考働(考えながら働く)”、“伝働(想いを伝える)”を通し、“響働(共鳴しあいながら働く)”することで当保育理念である“響育”を実践します。 弊社では、保育施設を運営することにより、保育士等の登録スタッフの個々の技術や、当社独自の研修システムの向上及び、保育所利用者のニーズの把握など、保育所運営に関する様々なノウハウを蓄積できるものと考えており、保育施設の受託運営やスタッフの派遣を通じて新たな雇用を創造すると共に、企業と協力した託児施設の運営なども視野に入れ、これからも自治体・企業の子育て支援対策に寄与してまいります。 (※1)待機児童とは、保育所に入ることを希望し、実際に入る資格を有するにもかかわらず、各保育所の定員数など様々な理由で入所することができない状態にある児童を指す。 (※2)2007年4月1日時点、保育所利用児童数が201万5382人に対し、保育所の施設数2万2848ヶ所、定員は210万5434人である。利用児童者数は定員を下回っているが、地方で定員より入所者数が少なく、都市部で希望者数が定員を超えるという事態が起きており、待機児童の解消には至っていない。待機児童数は4年連続で減少しているが、前年同期からの減少数は1868人にとどまっており、引き続き都市部での保育所整備・民間保育園の増設が課題である。 (※3)児童福祉法に基づく児童福祉施設で、国が定めた設置基準(施設の広さ、保育士などの職員数、給食設備、防災管理、衛生管理など)をクリアして都道府県知事に認可された施設。国や自治体から運営費が大幅に補助され、園庭や調理設備も整い、保育料は所得に応じて軽減される。 (※4)自立(自分の身の周りの事ができる)・自律(自分の感情をコントロールする)を促進し、子どもと大人の係わり合いの中で育ちあっていくことを示した造語。 (テンプスタッフ http://www.tempstaff.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・10月15日) |