NTTデータ経営研究所、ビジネスパーソンの就業意識調査
〜「モチベーションの高低」と「評価レベルの高低」で大きな意識較差が存在〜
NTTデータ経営研究所(東京都渋谷区、佐々木 崇・代表取締役社長)は、NTTレゾナントの提供するインターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」の協力を得て、就業層を対象に本格的な高齢化社会、格差社会を迎える日本の企業で働く個人が、今何を考え、組織に何を求めているか、また、どの程度の満足感があるのか、「ビジネスパーソンの就業意識調査」を実施しました。
【 主な調査結果 】
1. 約6割のビジネスパーソンが現在の仕事に満足
年齢が高まるほど満足度は上昇。キャリアを積んだ中高年層が、業務内容や処遇面で期待を満たしつつあるのに対し、若年層は将来の理想や可能性を追い求めていると推察される。
2. 会社への忠誠心は「モチベーションの高い層」で76.2%、「モチベーションの低い層」はわずか14.9%
「仕事に対するモチベーションの高さ」や「組織内における自分の位置付けの高さ」(評価結果)が、組織力を高める原動力ともいえる会社へのロイヤリティに大きくつながっている。
3. 約4人に1人が、「定年まで現在の会社で働き続ける意向あり」
「5年未満」で転職意向のある割合は、20代51.0%、30代29.9%、40代15.3%、50代37.8%と、40代で急激に低下しているが、50代では30代の水準を超える程に高まっている。
4. 年収に対する不足感は、「100〜200万円未満」が35.2%
「100万円未満」とする割合は男性で20.2%であるのに対し、女性では48.8%に達しており、より小額の処遇条件の改善によって満足度の向上が期待できることが伺われる。
5. 上司の強みは「統率力・リーダーシップ」、弱みは「指導力・育成力」
上司に強化して欲しい能力のベスト3は、「指導力・育成力」、「人間的な器の大きさ」、「コミュニケーション力」で、部下の立場を理解しようとする姿勢が強く求められている。
■ 詳細はこちらまで
(NTTデータ経営研究所 http://www.keieiken.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・9月10日)