毎日コミュニケーションズ
社会人3〜7年目正社員対象『勤務実態調査』の結果発表
人材と出版の総合サービス企業、毎日コミュニケーションズ<マイコミ>(東京都千代田区、中川信行・社長)は、同社が運営する若手社会人のキャリアとスキルをサポートするサイト「COBS ONLINE(コブス オンライン)」( http://cobs.jp )にて、同サイトの会員を対象とした「勤務実態調査」を実施し、結果を発表しましたので、以下概要をご報告します。
< 調査結果の概要 >
■ 約9割がストレス実感、2人に1人が「仕事のストレスが原因で、体調を崩した経験がある」 『仕事でどの程度ストレスを感じているか』の問いに、「ストレスを感じている」と回答したのは87.5%と9割近くにのぼり、ほとんどの若手社会人が仕事におけるストレスを感じているという結果となった。
また、『仕事におけるストレスが原因で、体調を崩したことがあるか』を聞いてみたところ、「一度もない」が48.5%ともっとも多い結果となったが、「数回ある」が36.6%、「一度だけある」が14.9%と合計で半数を超えたことから、若手社会人の2人に1人が、ストレスが原因で体調を崩したことがある、と回答したことになる。
■ ストレスの原因、男性が「自分の能力の不足」、女性は「人間関係」がトップ
仕事におけるストレスの原因を聞いてみたところ(複数選択)、男女別で回答がわかれた。
男性の第1位は「自分の能力が足りないこと(45.6%)」、第2位が「社内・社外の人間関係がうまくいかないこと(41.7%)」、第3位が「仕事量が多いこと(40.9%)」。
女性の第1位は「社内・社外の人間関係がうまくいかないこと(48.8%)」、第2位が「自分の能力が足りないこと(29.9%)」、第3位が「仕事内容がつまらないこと(29.5%)」という結果になった。女性は圧倒的に仕事場での人間関係にストレスを感じていていることがわかる。
■ ストレス解消法、男女ともトップは「寝る」。女性の方が解消法の選択肢多数。
ストレス解消法を聞いてみたところ(複数選択)、男女とも「寝る」がトップで、全体では77.3%にのぼった。以下、女性は2位が「ショッピング(63.5%)」、3位が「友人・知人に話す(56.6%)」と、どの項目も過半数を超えているのに対し、男性は、2位「音楽を聴く(35.5%)」、「お酒を飲む(33.2%)」と、すべて過半数割れとなった。女性の方がいくつものストレス解消法を持っていることがわかる。
■ 「会社にストレス対策なし」が約9割
『従業員のストレス緩和のために、会社は何らかの対策をとっているか』を聞いたところ、約9割が「取り組んでいない」と答えた。この結果から、仕事に忙殺されているにも関わらず、会社側からはストレス解消の手立てをほぼ与えられていない、若手社会人の勤務実態が浮き彫りとなった。
【 「勤務実態調査」調査概要 】
・ 調査方法/COBS ONLINE会員にメールにてアンケートを送付、WEBから回答。
・ 調査期間/2007年8月8日(水)〜8月13日(月)
・ 回答/若手社員:503名 (男性:259名、女性:244名)
※ 各グラフを含む調査結果の詳細は「COBS ONLINE( http://cobs.jp )」で公開しています。
(毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・8月28日)