2020年9月度 アルバイト・パート平均時給レポート
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、アルバイト募集時の平均時給データ(2020年9月度)を発表しました。本調査は、アルバイト・パート求人情報サイト『マイナビバイト』に掲載された求人広告データを集計したものです。
【TOPICS】
<全国>
◆9月の全国平均時給は、1,111円(前月1,107円、前年同月1,080円)。6月から引き続き4カ月連続で前月比増となった
◆エリア別平均時給ではすべてのエリアで前月比・前年同月比ともに増加した。甲信越・北陸エリアでは2017年1月の集計開始以来、初めて1,000円を上回り1,002円となった
◆職種別平均時給では16職種中13職種が前月比で増加、6職種が前年同月比で増加
◆都道府県別平均時給では「東京都」が最も高く1,262円。最も低かったのは「青森県」で865円
<関東>
◆関東の9月の平均時給は1,187円(前月1,186円、前年同月1,157円)。前月からは1円増加、前年同月では30円増加
【全国調査概要】
9月の全国平均時給は、1,111円(前月1,107円、前年同月1,080円)。前月から4円増え、6月から4カ月連続で増加、前年同月比では31円増加となった。前月より増加した主な要因は、時給相場の高い「医療・介護・保育」や「軽作業」の求人数が増加したこと、また、「関東」エリアの求人数の増加により、全体の平均時給が上昇したと考えられる。
エリア別平均時給では、前月比・前年同月比ともに7エリア中すべてのエリアで増加となった。前月比で最も増加率が高かったのは「甲信越・北陸」で2.0%増の1,002円(前月982円、+20円)となり、集計を開始した2017年1月以来初めて1,000円を上回った。「甲信越・北陸」の平均時給が上がった要因は、「新潟県」「長野県」の平均時給の上昇が影響しているためと考えられる。
職種別平均時給の前月比では16職種(大分類)中、13職種が増加、3職種が減少。前年同月比では16職種(大分類)中、6職種が増加、10職種が減少となった。
都道府県別平均時給では、最も高かったのが東京都の1,262円(前月1,254円、前年同月1,215円)、最も低かったのが青森県の865円(前月858円、前年同月869円)となった。
【関東エリア概要】
関東の9月の平均時給は1,187円(前月1,186円、前年同月1,157円)。前月からは1円増加、前年同月では30円増加した。
職種別平均時給の前月比では、16職種(大分類)中11職種が増加、5職種が減少した。前月比で最も増加率が高かったのは「営業」で22.9%増の1,364円となった。前年同月比でみると16職種(大分類)中7職種が増加、9職種が減少した。前年同月比で最も増加率が高かったのは「イベント・キャンペーン」で21.4%増の1,662円、最も減少率が高かったのは「レジャー・アミューズメント」で9.9%減の1,102円となった。
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(株式会社マイナビ / 10月13日発表・同社プレスリリースより転載)