ダイジョブ、「バイリンガル人材に人気の業種・職種」の集計結果発表
ヒューマンホールディングスの事業子会社であるダイジョブ(東京都港区、横部延寿・代表取締役)は、日本人、外国人のバイリンガル人材が希望する業種・職種の統計を分析しました。その結果、バイリンガル人材が希望する業種・職種は、社会人、学生を問わず、商社などグローバルに活躍できる業種や企画・マーケティング職に集中する傾向があることが分かりました。
この結果は、去る7月27日(金)に開催した、バイリンガル人材に特化した合同企業説明会 『ダイジョブ Go Global キャリアフェア 〜バイリンガルのキャリアフェア〜 第2回』 におけるエントリーシートのデータを元にしたものです。当フェアには、日本人・外国人のバイリンガル求職者、2,347人が詰めかけ、その内、78%の1,831人が社会人、22%の516人が学生でした。また全体では日本人が68%、外国人が32%でしたが、中国や韓国などのアジア諸外国からの留学生の多さを反映し、学生に限れば日本人が64%、外国人が36%と社会人に比べ外国人の比率が多い結果となりました。
【 バイリンガルの社会人、学生ともに人気が高い業種は「商社」、職種では「企画・マーケティング」 】
来場者のバイリンガル社会人が実際に就業している業種で最多のものは「IT・ソフトウェア」(14.1%)、次いで「製造」(11.8%)、「教育関連」(9.0%)と続きますが、希望業種では「商社」が他を引き離して1位(12.8%)、次いで「広告・出版」(9.1%)、「金融」(8.4%)となりました。従事している職種は、「営業」(20.4%)、「事務・受付」(16.7%)、「IT・ソフトウェア」(11.3%)の順位で、希望職種の「企画・マーケティング」(18.5%)、「営業」(13.8%)、「広報・宣伝」(12.1%)と乖離が出ています。
バイリンガル学生の関心を見てみると、業種では社会人同様、「商社」(13%)、「広告・出版」(10%)の順に人気がありました。希望職種も「企画・マーケティング」(15%)、「広報・宣伝」(13%)「営業」(12%)と順位は違うものの社会人と同じ職種が上位を占め、バイリンガル人材は、学生から社会人まで職業に対して同じ選好性を持つことが分かります。
【 外国人求職者のグローバル化 】
サイトへの事前登録者の出身地別統計では、日本出身者が61%、外国出身者が39%でした。外国出身者の内訳は、中国・韓国・インドを含むアジア出身者が17%、北米が10%、東西ヨーロッパ7%、オセアニア2%、その他3%で、日本でキャリアを求める外国人の国籍が多様化していることが伺えます。
(ダイジョブ http://www.daijob.com /同社プレスリリースより抜粋・8月20日)