楽天ピープル&カルチャー研究所、ニューノーマル時代の持続的なチームのあり方を企業・個人向けに提言
楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)の研究機関である楽天ピープル&カルチャー研究所は、昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うニューノーマル(新常態)時代に求められる持続的なチームのあり方を提言する「コレクティブ・ウェルビーイング」に関するガイドラインを策定しました。ガイドラインのデータファイルは、同研究所のウェブサイトにて、どなたでも無料で閲覧およびダウンロードすることが可能です。
楽天ピープル&カルチャー研究所は、本ガイドラインを通じて、働き方の多様化と個人の自律が求められるニューノーマル時代のチームのあり方を検討する上で指針となる観点を、企業のマネジメント層や働く個人を対象に提供します。策定にあたっては、世界中の先駆的な取り組みと、国内外の楽天グループで実践して得た知見やノウハウを掛け合わせています。
本ガイドラインでは、コレクティブ・ウェルビーイングを「ある目的のもとに、ありたい姿を持つ多様な個人がつながりあった持続可能なチームの状態」と定義しています。その上で、コレクティブ・ウェルビーイングを実現するために、従業員同士をつなぐ工夫をすること(仲間)、時間を区切って節目を作ること(時間)、働く空間を整えること(空間)からなる「三間(さんま)」を意識する必要性について言及しています。そして、これら3つの「間」に対し、短期的な生産性を追求する過程では失われがちな「余白」を設けることで、組織や個人が本来持つ能力を持続可能な形で最大限に引き出すことの必要性を提唱します。
また、ガイドラインには、企業向けに自社で行っている取り組みの振り返りや実践時に役立てていただける各施策の対応チェックリスト、個人向けに用意している「三間」を意識してもらうためのツールが含まれています。
楽天ピープル&カルチャー研究所は、ガイドラインを実践した企業や個人からのフィードバックを得ながら、企業、個人、そして社会全体のウェルビーイングの向上を目指します。また今後も、世界中の知見を集約し、楽天グループ内で実践・検証した理論やソリューションを、広く発信してまいります。
■ガイドライン概要
・ガイドライン名称: 「コレクティブ・ウェルビーイングに関するガイドライン」
(英語表記:「Best Practices for Collective Well-being」)
・[URL]
・内容: 新型コロナウイルスの感染拡大に伴うニューノーマル時代の持続的なチームのあり方を提唱。世界中の先駆的な取り組みと、国内外の楽天グループで実践して得た知見やノウハウを掛け合わせ、持続可能なチームのあり方に必要な考え方や実践のヒントを提供する。
・主な構成:
- イントロダクション
- ガイドライン活用方法
- マネジメント編ガイドライン
- 個人編ガイドライン
・提供ツール:
- 企業向け対応チェックリスト
- 個人向け「さんまサイコロ」
- 個人向け「さんまカレンダー」
- バーチャル背景画像
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(楽天ピープル&カルチャー研究所 / 7月30日発表・同社プレスリリースより転載)