一般職業紹介状況(令和2年1月分)
厚生労働省では、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況として毎月公表しています。
【ポイント】
○令和2年1月の有効求人倍率は1.49倍で、前月に比べて0.08ポイント低下。
○令和2年1月の新規求人倍率は2.04倍で、前月に比べて0.40ポイント低下。
※令和2年1月から求人票の記載項目が拡充され、一部に求人の提出を見送る動きがあったことから、求人数の減少を通じて有効求人倍率・新規求人倍率の低下に影響していることに留意が必要。
令和2年1月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.49倍となり、前月を0.08ポイント下回りました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.04倍となり、前月を0.40ポイント下回りました。
正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.07倍となり、前月を0.06ポイント下回りました。
1月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ3.9%減となり、有効求職者(同)は1.5%増となりました。
1月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると16.0%減となりました。これを産業別にみると、製造業(26.1%減)、サービス業(他に分類されないもの)(23.6%減)、卸売業,小売業(22.5%減)、運輸業,郵便業(21.1%減)、宿泊業,飲食サービス業(20.6%減)などで減少となりました。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の2.03倍、最低は青森県の1.23倍、受理地別では、最高は東京都の1.96倍、最低は神奈川県の1.08倍となりました。
【照会先】
職業安定局雇用政策課
中央労働市場情報官 森口 (内線5740)
(代表電話) 03(5253)1111
(直通電話) 03(3595)3290
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 / 2月28日発表・報道発表より転載)