これから就職活動に臨む大学生400名を対象に実施『就職活動と会社・大学に求めるものに関する学生意識調査』
株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)で、社内外の専門家と共に様々な社会課題の解決に向けたフォーラムの開催や提言を行う「パソナ総合研究所」(所長:竹中平蔵)はこの度、これから就職活動(就活)を行う大学生を対象に『就職活動と会社・大学に求めるものに関する学生意識調査』を実施いたしました。
日本経済団体連合会が2021年春からの採用選考に関する指針(いわゆる就活ルール)を策定しないとしたことを受けて、現在、政府では代わりとなる就活ルールについて従来の枠組みでのとりまとめ作業を行っています。一方、企業側では新卒一括採用から中途採用のシフトや終身雇用制度の見直しの必要性などの声が上がっています。そうした中、就職活動を控えた学生側の意識を探ってみました。
【調査結果のポイント】
●就活ルールについては、廃止に賛成する大学生が多数(6割)。理由として、多くの企業がルールを遵守していない実態や、外資系などルールに縛られない企業の存在を挙げる者が多数。
●男子学生の半数以上はキャリアアップ等のため定年まで同じ会社で働くことを望んでおらず、殆どが10年以内に転職することを考えている。就職先選びのポイントは、男女ともに「仕事の内容」が1位だが、女子学生は「労働時間・休暇」が1位と同じ水準の2位だった。
●社会で活躍するために必要と感じる学問は、「英語」と「マーケティング」が半数を超え、「コンピュータサイエンス」「リベラルアーツ」が続いた。しかし、3人に1人の学生は、大学において、それら必要と思う学問を学ぶ機会が与えられていないと考えている。
<調査概要>
調査方法 :インターネットを通じたアンケート方式
調査期間 :2019年9月~2019年10月
調査対象 :これから就職活動に臨む大学生および大学院生
回答者数 :407名
回答者属性:【学年別】大学3年生380名(93.3%)、大学4年生17名(4.2%)、大学5年生2名(0.5%)、大学院生・修士7名(1.7%)、大学院生・博士1名(0.2%)
【男女別】男性124名(30.5%)、女性283名(69.5%)
【文理別】文系386名(94.8%)、理系21名(5.2%)
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(パソナグループ /11月27日発表・プレスリリースより転載)