企業の教育をVODで支援する学習サービス
『対応事例で学ぶ個人情報保護』の提供開始
Jストリーム(東京都渋谷区、白石清・代表取締役社長)は、2005年4月に全面施行が予定されている「個人情報保護法」対応をはじめとする個人情報保護対策実施に向けた企業内の教育を支援するVOD(ビデオ・オン・デマンド)型の学習サービス『対応事例で学ぶ個人情報保護』の提供を開始します。
本サービスでは、個人情報取扱事業者の社員がビジネス上実際に出会う場面を想定したわかりやすい対応事例を用いて、個人情報保護の主旨や実際の行動における注意点を社員に浸透させることができます。VOD形式で配信される教育映像を用いてオンラインで受講管理を行うシステムにより、個人情報保護対策を実施する運用部署の管理の手間を大幅に軽減することが可能です。個人情報保護法への対応のみならず、プライバシーマークの取得を目指している企業に非常に有用なツールです。
個人情報が社外に流出した際の企業へのダメージは具体的な損害賠償のほかにも、信用の失墜、ブランドイメージの低下、将来的な顧客の流出リスクなど計り知れません。2005年4月に民間への個人情報保護法の全面施行が行われる状況下、企業によってはプライバシーマーク取得を取引条件の一つとするところも出てきており、個人情報保護への対応は各企業にとって急務となっています。
しかし、個人情報管理に関するハード面のシステム整備はともかく、最終的に責任を持ってシステムを管理する社員個々人への教育というソフト面の対応については、教育を支援する仕組みも十分でなく困難に面している企業が多いのも実情です。個人情報保護に関する研修は全社員に実施する必要があり、社員数の多い企業、多くの拠点を持つ企業などにおいては、研修の実施や履修状況の管理など、その運営、管理コスト負担は重いものになります。今回提供を開始する『対応事例で学ぶ個人情報保護』では、教育ビデオをオンライン配信することにより、低コストで社員全員がそれぞれの都合に合わせて受講でき、また管理部門は、受講管理や履修確認テストをオンラインで行うことができ、運営、管理コストが大幅に軽減できます。
配信されるビデオの内容は、企業内教育に関するソリューションやeラーニングシステムを長年提供している日経BPが監修し、ビジネスシーンで社員が実際に出会う事例における対応を中心に構成されており、受講者は実際の業務に即した教育を受けることができます。サービスの管理運用などのシステムは、CRMコンサルティングに関する豊富なノウハウと、導入から運用までのプラットフォームを有するパーソナライズシーオージェイピーによって提供されます。
(Jストリーム http://www.stream.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・2月28日)