HRTechで活用すると効果的な最新ITツール第1位は「AI」。今後HRTechの導入を考えている人事担当者は6割以上~『HRTechに関する市場調査』:オデッセイ
人事領域(SAP)に特化したコンサルティング事業を手掛ける株式会社オデッセイ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋葉 尊、以下オデッセイ)は、全国の年商500億円以上、または従業員規模1000人以上の企業の人事担当者を対象に「HRTechに関する市場調査」を実施いたしましたので発表いたします。
オデッセイは、70社超に上るSAP HCM導入プロジェクトのなかで培ったナレッジと、数々のお客様のニーズを結集した、独自のSAP HCM テンプレート「Ulysses」を活用したサービスや、タレントマネジメント・評価システムの工夫により既存人材の生産性向上を図る、SAPの機能を活かしたソリューションに加え、RPAを活用して単調な定型業務を従業員に代わって処理できるソリューション「HRRobo」など、合理化したシステムを提案・構築することでお客様の人事業務の改善や効率化を図るサービスを展開しています。
2030年には人手不足の推計値は644万人に上り、今後も益々深刻化が進むと見込まれる中、人材領域の課題をテクノロジーで解決する手法への関心が高まっています。今回、オデッセイでは、年商500億円以上、または従業員規模1000人以上の企業の人事担当者を対象に「HRTechに関する市場調査」を実施いたしました。その結果、HRTechの認知度や注目されているITツールなど、人事に関わる部門に所属している方が感じている、HRTechの実態が見える調査結果となりました。
<調査結果概要>
1.8割以上がHRTechを知らないと回答。今後導入を考えている人事担当者は6割以上。
HRTechを知らないと回答した人事担当者は8割以上。HRTechの内容を説明した上で、今後導入を考えている人事担当者は6割以上。
2.HRTechを導入している業務領域、HRTechが活用できると効果的だと思う業務ともに「採用」が最も高い。
HRTechを導入している人事担当者の業務領域で最もあてはまるものは「採用」が35.1%で最も多い。
どのような業務で活用できるかという問いにおいても「採用」が最も多い結果に。。
3.「採用業務」におけるHRTechが最も効果的に活用する業務は「エントリーシートの受付・内容確認・内容審査」等、大量のデータ処理や大勢の求職者への一斉対応が上位に。
採用においてHRTechが効果的に活用できる業務は大量のデータ処理や、大勢の求職者への一斉対応が必要な「エントリーシートの受付・内容確認・内容審査」に続いて、「会社説明会開催日程の調整と告知」「応募者との面接日程の調整」の順に多かった。
4.HRTechで活用すると効果的だと思う最新ITツール、1位「AI」、2位「人事/給与システム」、3位「RPA」。
HRTechで活用すると効果的だと思う最新ITツール、「最もあてはまるもの」の回答は「AI」が第1位。
2位以降は拮抗し「RPA」「タレントマネジメントシステム」が上位。意外なところでは、「人事/給与システム」が合計で最も多い結果に。
5.今後利用したいHRTechはAIを活用して採用や評価におけるひ標準化と公平化を実現するサービス。
HRTechで今後利用してみたいサービスは「スマホなどを活用した録画面接と応募者の反応(表情・声)からAIを活用し適性分析するサービス」や「従業員の目標設定や評価管理をAIが補助するサービス」など、採用と評価における標準化や公平化への活用が期待されている。
【「HRTechに関する市場調査」調査概要】
調査方法:WEB回答
調査地域:全国
調査期間:2019年2月14日(木)~2019年2月15日(月)
調査対象:全国の年商500億円以上、または従業員規模1000人以上の企業の人事担当者男女 計400人
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社オデッセイ http://www.odyssey-net.jp/ /3月5日発表・同社プレスリリースより転載)