毎日コムネット、大学時代の課外活動経験と
就職後意識との相関調査結果を発表
首都圏において学生支援サービスを展開する毎日コムネット(東京都千代田区、伊藤守・代表取締役)は、大学時代の課外活動経験(クラブ・サークル経験)が、就職後の仕事に対する意識などに与える影響を調査し、その分析結果を発表いたしました。
この調査は、経済産業省の「社会人基礎力に関する研究会」で座長も務められている諏訪康雄法政大学大学院教授の協力を得て、昨年末、大学卒業後5年内の若手社会人1,380名を対象に行われたものです。
■調査結果抜粋
非参加群 :大学時代クラブ・サークルに所属していなかった層
積極参加群:大学時代クラブ・サークルで積極的に活動していた層
○就職した会社の志望度合は積極参加群 非参加群 第1志望または志望先だった 64.2% 52.8% 志望先ではないまたはやむを得ず入社 25.0% 27.7% 結局、卒業時には就職しなかった 10.8% 19.5%
○上司とのコミュニケーションはとれていると思うか積極参加群 非参加群 そう思う/ややそう思う 68.2% 51.2% どちらともいえない 15.4% 29.6% あまりそう思わない/そう思わない 16.5% 19.1%
○職場で「自分は期待されている」と感じるか積極参加群 非参加群 そう思う/ややそう思う 59.8% 47.9% どちらともいえない 25.7% 30.3% あまりそう思わない/そう思わない 14.5% 21.8%
○職場での人間関係にストレスを感じるか積極参加群 非参加群 そう思う/ややそう思う 39.3% 48.8% どちらともいえない 26.7% 26.4% あまりそう思わない/そう思わない 34.0% 24.8%
その他、同僚との人間関係、自分の評価、転職意識、仕事の目的意識、自分の能力に関する意識など、さまざまな観点で調査分析を行った結果、課外活動に積極的に取り組んだ人ほど、仕事上の人間関係にポジティブで自己肯定的であり、顧客や社会貢献等の他者に働きかけ評価を得ようとする意欲が高い、つまり社会人基礎力が高いという結果が得られました。
なお、当社ではこの調査結果を就職支援事業に活用するほか、新卒採用・育成に悩む企業をはじめ、就職支援に力を入れる大学にとって参考にしていただくためホームページ( http://www.maicom.co.jp )で公開することといたします。
(毎日コムネット http://www.maicom.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・3月14日)