人材サービス支援業のgrooves
「HRコーポレートファイナンス」開始
求人ポータル運営や人材紹介・派遣業などの「人材サービス業」に特化した経営支援を行うgrooves(東京都港区、池見幸浩・代表取締役、グルーヴス http://www.grooves.co.jp )は、CFAコーポレイトファイナンス(旧KPMGコーポレイトファイナンス http://www.cfa.co.jp )をアドバイザーとして迎え、人材サービス事業法人向けに専門特化したコーポレートファイナンス支援サービス「grooves HRコーポレートファイナンス」を開始いたします。 http://www.grooves.co.jp/company/news/news_070306.html
1.サービスの概要
人材サービスベンチャーを主な対象とし、企業・プライベートエクイティ、ベンチャーキャピタル、MBO/MEBO/LBOなど総合的なコーポレートファイナンスのアドバイス業務を行います。
人材サービス業独特の事業構造への深い理解、マーケットリサーチに基づくアドバイスを最大の特徴とする専門サービスです。業界各社との緊密なネットワークを活用したM&A支援に強みを有しており、案件の発掘、初期検討、推進、実行に関するフィナンシャルアドバイザリーを主軸とします。
CFAコーポレイトファイナンス(旧KPMGコーポレイトファイナンス)をアドバイザーとし、豊富なディール経験を持つ会計士、銀行・証券出身の金融専門家、投資コンサルタント、ファンドマネージャー、ベンチャーキャピタリストなど、多様なバックグラウンドと経験を持つ人材によりチームを構成しています。
【 サービス内容 】
・ M&A案件の発掘、初期検討、推進、実行に関するフィナンシャルアドバイザリー業務
・ M&A機会の提案
・ 事業・株式価値の評価
・ 財務デューデリジェンスの支援
・ 案件ストラクチャリング
・ 交渉支援
・ クロージング支援
・ 各種ポータルサイトM&A支援
あわせて、投資対象を人材サービス事業者に特化したベンチャーファンド「groovesHR2.0ファンド1号投資事業有限責任組合(仮)」の組成を予定しており、直接的な金融支援による人材サービスベンチャーの育成に取り組む予定です。
2.コーポレートファイナンス支援サービスの背景と目的
日本企業の58%が人材不足を経営課題として挙げており(米国マンパワー社調査より)、「団塊の世代」の一斉退職による2007年問題と、若年層の人口減少という二重の労働力低下をうけ、55.4%の企業が新卒採用を拡大(厚生労働省調査)、中途採用数でも対前年比30.1%の伸び(ワークス研究所調査)など、正社員採用競争は激化の一途をたどっております。そのなかで、人材派遣、アウトソーシングなどの非正社員採用、既存社員の教育・育成など、人材サービス市場全体が拡大しており、マーケットの大幅な拡大予測を背景に人材サービス業界への参入企業数が増加し、財務支援のニーズが高まっています。既存の人材サービス事業法人でもM&Aが積極的に検討され、支援のご依頼をいただいております。
groovesはこれまで、自社ポータル「人財紹介net」を通じた「ヒトの支援」や、集客・広告代理店業務、人事向けサービスのOEM提供など「モノの支援」を行ってまいりましたが、これに加え、「カネの支援」となるgrooves HRコーポレートファイナンスにより、人材サービス事業者への総合的な経営支援を実現し、企業活動における課題を解決いたします。
(grooves http://www.grooves.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・3月8日)