インテリジェンス、「アルバイト実態調査2006」
フリーターの大半が将来に意欲
インテリジェンス(東京都千代田区、鎌田和彦・代表取締役 社長執行役員)は、1月発行のHRレポートにて、「フリーターのアルバイト実態調査2006」を発表いたしました。
厚生労働省「平成18年版労働経済の分析」によると、2005年のフリーター人口は201万人となっており、フリーターは経済を支える労働力の一旦を担っています。今回の調査では、フリーターの男女を対象に、現在のアルバイト状況や勤務スタイル、また希望のアルバイトについて調査しました。
1.アルバイトの選択理由 フリーターは仕事の内容やイメージを重視
現在もしくは最近のアルバイトを決めた理由について聞いたところ、「勤務地」と答えた人が42.2%と最も多く、次いで「自分に向いていそう」(29.7%)、「1日の勤務時間」(29.2%)、「勤務時間帯」(29.2%)、「仕事のイメージ」(21.8%)となっており、給与を重視する高校生・大学生と比べると、フリーターは仕事の内容やイメージを理由にアルバイトを選んでいることがうかがえます。
2.フリーターを選択した理由 大半の人が自発的にフリーターの道を選ぶ
フリーターを選択した理由について聞いたところ、「時間が自由になるから」と答えた人が34.9%と最も多く、次いで「就職できずやむを得なかったため」(29.5%)、「やりたい仕事に就くための準備や勉強をするため」(26.3%)、「やりたいことがわからなかった」(24.4%)、「他にやりたいことがあるから」(20.5%)となっており、やむを得ずフリーターになった人もいる一方で、大部分の人が何らかの目的を持ち、フリーターの道を選択したことがわかりました。
3.多くのフリーターが将来に目標
将来やりたいことについて聞いたところ、「自分に合った会社に就職」と答えた人が46.8%と最も多く、次いで「フリーとして活躍できる専門職」(23.7%)、「独立して会社や店を経営」(21.9%)となっています。一方で、「今はわからない(それを探している)」(14.6%)や「特にない」(8.7%)と回答した人は少なく、大半の人が就職や独立など、将来に目標を持って仕事をしていることがわかりました。
【 調査概要 】
・ 調査方法: インターネットリサーチ
・ 調査対象: 関東・東海・関西圏在住のフリーター男女420名
・ 調査期間: 2006年11月
【 その他、「HRレポート」収録データ 】
・ 希望のアルバイト職種
・ 現在のアルバイト勤務時間
・ 職種別平均賃金(2006年11月)など
※ 詳細の資料をご希望の方は、下記URLよりダウンロード可能です。
( http://www.inte.co.jp/corporate/news/archive_enhr.html )
(インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・1月25日)