松下エクセルスタッフ、エンジニア向けの
「紹介予定派遣サービス」を強化
総合人材サービスの松下エクセルスタッフ(松下電器産業株式会社100%出資)(大阪市中央区、倉繁俊逸・代表取締役社長)は、急増する企業の正社員需要と正社員雇用を希望する求職者をマッチングさせるため、エンジニア向けの紹介予定派遣サービスを強化します。
景気の回復に伴い、企業の正社員雇用の需要が増加し、同時に派遣登録のなかにも正社員としての雇用を希望する求職者が急増しています。
日本人材派遣協会の集計によると、労働者派遣市場における紹介予定派遣の実績は、2003年の月間平均が1,534人であったのに対し、2005年にはおよそ2倍の2,919人に。2006年にいたっては、現在集計されている1月から9月までの9ヵ月間だけでも月間平均3,756人と急激な増加傾向を見せています。さらに実際の成約件数では、2003年の年間合計3,975人に対し、2006年1月から9月までの9ヵ月間では、すでに2倍の7,982人となっています。
このように、2004年3月の労働者派遣法改正以降、紹介予定派遣の実績が堅調な理由としては、前述の通り景気回復の後押しのほか、派遣前の面接ができるようになるなど制度自体の利便性が向上したことも一つに挙げられます。
このような現状に対し、松下エクセルスタッフでは、同社がこれまで培ってきたエンジニア分野に特化した派遣サービスのノウハウを基に、エンジニア向けの紹介予定派遣サービスを強化いたします。
【 紹介予定派遣への取り組み 】
■ 紹介予定派遣においては、求職者のスキル・経験・人物面はもちろん、志向やキャリアプランといった面をより的確に把握することが、質の高いサービス実現に繋がる。そこでキャリアカウンセリング窓口を設置、キャリア形成に悩むエンジニアの相談に応じることで、より高度なサービスを提供。
このほか松下エクセルスタッフでは、いずれも技術業界に精通した営業担当・キャリアアドバイザーによる、エンジニアならではの悩みやキャリアプラン構築へのカウンセリングを強みとしています。さらに資格取得支援制度など、求職者向けのスキルアップ支援にも力を入れており、「人を大切にする松下」の精神を受け継ぎ、求職者ひとりひとりと向き合ってキャリア形成を全面的にバックアップします。
2007年度は、ソフトウェア開発エンジニア、ネットワークエンジニア、ハードウェア設計エンジニア、テクニカルサポート・ヘルプデスクなど技術職において、紹介予定派遣により年間80名を成約させることを計画しています。
(松下エクセルスタッフ http://tech.excelstaff.jp/news/ /同社プレスリリースより抜粋・1月15日)