「越境的学習」が働く人とその組織にもたらす効果とは~『越境的学習のメカニズム――実践共同体を往還しキャリア構築するナレッジ・ブローカーの実像』(石山 恒貴:著)福村出版から刊行
福村出版株式会社は、石山 恒貴:著『越境的学習のメカニズム――実践共同体を往還しキャリア構築するナレッジ・ブローカーの実像』を刊行しました。
会社等の枠を越境して学びの場を求める「越境的学習」が企業の人事部門から注目されている。先行研究をレビューし、事例研究をもとに働く人とその組織にもたらす効果を検証。
越境的学習のメカニズム――実践共同体を往還しキャリア構築するナレッジ・ブローカーの実像
発売日:2018/01/25
著者: 石山 恒貴
判型: A5
ページ数: 240ページ
ISBN: 9784571240645
定価: 本体2,600円+税
■目次
序章 曖昧な越境的学習という概念への注目
第1章 越境的学習の定義
第2章 越境的学習における境界
第3章 ナレッジ・ブローカー
第4章 越境的学習とナレッジ・ブローカーに関するリサーチクエスチョンの設定
第5章 二枚目の名刺の概要と調査分析の全体像
第6章 社外活動に関する定量調査
第7章 二枚目の名刺・サポートプロジェクトに関する事例分析
第8章 越境的学習の効果(醸成される能力)の尺度化の試み
終章 組織と個人が越境的学習をいかすために(理論的意義と実践的意義)
■著者紹介
石山恒貴(いしやま のぶたか)
法政大学大学院政策創造研究科教授 博士(政策学)
1964年 新潟県に生まれる
1988年 一橋大学社会学部卒業
2006年 産業能率大学大学院経営情報学研究科経営情報学専攻修士課程修了
2012年 法政大学大学院政策創造研究科政策創造専攻博士後期課程修了
NEC、GE、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。
人材育成学会奨励賞受賞。
主要業績
著書:
『時間と場所を選ばないパラレルキャリアを始めよう!』ダイヤモンド社、2015年
『キャリアという言葉に抵抗を感じるあなたへ』ヒューマンバリュー、2015年
『組織内専門人材のキャリアと学習』日本生産性本部生産性労働情報センタ-、2013年
『ケーススタディ 優良・成長企業の人事戦略』(共著)税務経理協会、2015年
『日本経済の変容と人材』(共著)松本大学出版会、2009年
そのほか著書多数
論文:
Role of knowledge brokers in communities of practice in Japan, Journal of Knowledge
Management, Vol.20, No.6, 2016.
そのほか論文多数
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(福村出版株式会社 https://www.fukumura.co.jp/ /1月発表・同社プレスリリースより転載)