中国語と日本語のバイリンガルエンジニア
フルキャストが育成・派遣する事業開始
総合人材アウトソーシング事業のフルキャストグループ(http://www.fullcast.co.jp/)の中で、エンジニアアウトソーシング事業を行うフルキャストテクノロジー(東京都渋谷区、貝塚志朗・代表取締役社長)はこのほど、中国大連市にある大連理工大学と提携して、中国語と日本語のバイリンガルエンジニアを育成・派遣する事業を開始しました。すでに100名の面接を終え、選抜した17名を対象に、3月1日から8月まで半年間の研修を行う予定です。
中国では、年々増加する大学卒業生の就職難が顕在化してきており、大連理工大学でも、中国国内、あるいは海外での学生の就職をバックアップすることが大きな課題となっています。一方、日本においては、デジタル家電の普及により、製品に組み込む制御系ソフトウェア開発分野で、即戦力として活躍できる技術者のニーズが拡大しています。同社は両国のニーズに着目し、大連理工大学の学生を中心に、制御系ソフトウエア教育と日本語教育とマナー教育を行い、同社の顧客であるデジタル家電製品を開発する企業に、バイリンガルエンジニアを派遣する事業を開始しました。
すでに2004年8月から11月までの4ヶ月間、上海市浦東地区で、日本人と中国人の同社社員、総勢7名に対し、IT分野でのバイリンガルエンジニア研修を行いました。この7名全員が、日本の派遣先企業で就業しています。研修を通じて同社は、中国での技術者教育のノウハウを身に付け、大連理工大学との提携により、ますます拡大する技術者派遣・アウトソーシングニーズに応える体制が強化されました。
(フルキャストテクノロジー http://www.fc-tec.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・2月14日)