人材紹介会社アクシアム
MBAに関するふたつの調査を実施
人材紹介業および転職サイト「新展地」を運営するアクシアム(東京都港区、渡邊光章・代表取締役)は、昨年秋に続き今年も、MBAに関するふたつの調査「日本からのMBA留学生の推移調査」および「MBAインターンシップ積極受け入れ企業調査」を実施し、運営する転職・キャリア開発サイト「新展地」( http://www.shintenchi.com/ )上に、その結果を公開いたしました。
「日本からのMBA留学生の推移調査」は1999年より調査を開始しており、今年で9回目を迎えます。「MBAインターンシップ積極受け入れ企業調査」は今回が2回目の調査となります。
【 実施の背景 】
ビジネスがグローバル化する中で、MBAをはじめとする海外のビジネススクール、大学院へ留学を希望するビジネスパーソンは依然として多く存在します。
アクシアムでは、過去14年間に渡り、MBA取得を目指す大学院留学生および多くのMBAホルダーへの総合的なキャリア支援を行って参りました。また、MBAホルダーを積極採用されている企業に対しても、採用支援サービスを提供しております。
そのような取り組みの中、MBA留学中の多くの方から「日本人MBAをめぐる状況を知りたい」「インターンシップの機会を探しているがなかなか包括的に情報を得る機会がない」という声をいただいておりました。そこで、MBAに関するふたつの調査を実施し、広く情報の提供を行う運びとなったのです。
◎ 調査概要 ◎
< 日本からのMBA留学生の推移 >
■ 調査対象: 主要欧米大学院・ビジネススクール 約40校
■ 調査方法: アクシアムが有するMBA留学生ネットワークを通じ、各スクールの在校生に調査を依頼。
■ 調査期間: 10月20日(金)〜11月30日(木)
【 概要 】
■ 2008年卒業予定者の学生数が明らかになった21校中、全体数が増加した のは8校、横ばいが1行、減少が11校。
■ 私費留学生数が増加したのは7校、横ばいが5校、減少が7校。
■ 過去3年の流れとして 2006年卒業予定者では「Boston U(16名)」「INSEAD(21名)」「Wharton(17名)」などのスクールで大きく数が伸び、2007年では「Duke(18名)」「U Chicago(16名)」2008年では「Harvard U(13名)」が増加した。
※ 詳しい調査結果はこちらをご覧下さい。
http://www.shintenchi.com/html/mba/mba_research.html
< MBAインターンシップ 積極受け入れ企業 >
■ 調査対象: MBAホルダー積極採用企業(※)約200社
※過去の紹介実績等から、弊社独自の視点で対象企業を抽出しております。
■ 調査方法: FAX・電子メールにてアンケートを実施。または、同設問について電話による聞き取り調査を実施。
■ 調査期間: 10月20日(金)〜11月30日(木)
■ 本アンケート調査の結果、大手外資系投資銀行・外資系戦略コンサルティングファーム・一般消費財メーカーなど、インターンシップ・プログラムを戦略的な採用ツールとして捉え、取り組んでいる企業はありましたが、ウェブ上に一覧掲載されることに承諾を得られないケースがありました。インターンシップの希望者数に比べ、受け入れ企業数が極めて少ないアンバランスな日本の事情から、応募者が殺到することなどを避けたい意図が働いているものと推測されます。
■ また、ある特定のMBAプログラムを選定し、その在学生のみを受け入れている企業があるという現実もあります。一方で、将来的にインターンシップの導入は検討しているものの「社内での受け入れ体制が整っていない」という理由で今回の一覧企業リストへの掲載への承諾を得られなかったケースもありました。
※ 詳しい調査結果はこちらをご覧下さい。
http://www.shintenchi.com/html/mba/intern/mba_intern.html?banner_id=intji
(アクシアム http://www.axiom.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・12月8日)