ソームズシンク、札幌および北海道企業向けに
中国人技術者の紹介サービスを開始
ソームズシンク(札幌市中央区、田村三平・代表取締役)は、札幌および北海道企業向けに中国東北部遼寧省より中国人技術者の紹介サービスを開始しました。
関東、中部、関西および九州の企業では、すでに中国人技術者を雇用して技術者不足に対応すると共に東南アジアへの進出の架け橋=ブリッジ人材として活用することが一般化しており、年間の就業者数も増加の一途をたどってきています。しかし、北海道においては研修生制度の活用企業は増加していますが、正社員として中国人技術者を受け入れる企業はまだ少ないのが現状です。今後は、2007年問題や優秀な技術者の首都圏集中への対策もあり、北海道の企業においても中国人技術者の受け入れが急速に進むと見込んでいます。
これまで中国人技術者の受け入れは北京、上海などに集中していますが、近年は北京オリンピックや万博の影響もあって、人材不足と賃金の上昇が発生しています。中国東北部地方は、大連、瀋陽などの中国有数の工業都市を抱え、近年ではIT産業の中心地として日本企業の進出も増加しており、優秀な大学生や技術者が集まる地区として注目を浴びている地区です。また、人件費も中国の他都市に比べて低めであることも魅力です。
ソームズシンクは、瀋陽市の東北大学、瀋陽大学、瀋陽工業大学、遼寧工学院、延辺大学などと職業紹介契約を有する中国の現地法人との間に業務提携を締結しました。今後は中国語・英語そして日本語に堪能な中国人技術者を広く企業に紹介していきます。
中国側の現状として、中国の大学への進学率はまだまだ低く、優秀な学生が大学の門を叩いています。大学を卒業後も自分の希望する工業技術の高い企業への就職率は50%に満たないのが現状です。そのために多くの優秀な学生が自分の能力を活かすために日本企業 への就職を望んでいます。技術力が高く、かつ中国語と日本語に堪能な中国人技術者の活用は、南アジア市場を見据える国内企業には必須事項であるといえます。
雇用契約締結後、3カ月程度を要する就業ビサの取得期間を利用して、就職決定者には中国側において日本語と一般常識の集中研修が行われており、企業に就業後はスムーズに日本企業に溶け込んでいると好評です。また、最低でも5年以上は、日本での就労を希望する人材を厳選しているために、定着率も非常に高いのが特徴です。
ソームズシンクは、外国人の雇用で問題となる就業ビサの取得手続きや住居の確保についても自社の関連会社ですべてを賄うことで万全のバックアップ体制を取っており、トータルサービスとして企業のニーズに応えていきます。
【 中国人技術者紹介サービスの特徴 】
1.サービス内容
遼寧大学、瀋陽大学、瀋陽工業大学、東北大学などより委託を受け、各大学と協力し工業系の生徒および卒業生に対し、日本での就業を前提に、6カ月をかけて日本語会話力の特別訓練を実施し、日本へ紹介します。
2.紹介技術者の職種
コンピューターソフトウェアプログラマーを主体にしたIT技術者と、機械、金型設計技術者を主体に熱処理、メッキ、鋳造鍛造、生産技術、生産管理等広範な技術者のニーズに応えています。
3.企業のメリット
・ 東南アジア市場を見据えた場合には、優秀なブリッジ人材となる。
・ 中国進出時の幹部候補生である。
・ 日本語に堪能で優秀な中国の技術者を活用できる。
・ 就業ビサの取得や住居の確保など一括したサービスが可能。
・ 中国側との連携によって、マッチングミスを最小限に抑える。
・ 現地での直接面接制度と、6カ月の試用期間による安心システム。
・ 紹介実績が豊富で安心出来る中国側の送り出し体制。
・ 就業ビサの取得期間を利用して充実の日本語教育と研修制度。
・ 5年以上の就労希望者のみで定着率が高い。
ソームズシンクでは、今後も中国人技術者の紹介の他に中国からの実習生や研修生の受入れや企業の海外進出へのコンサルティングおよび海外赴任サポートなどを推し進めていく予定です。
(ソームズシンク http://jobstaff.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・11月29日)