毎日コミュニケーションズ、2008年卒対象
「就職活動アンケート 10月の動き」調査結果を発表
就職情報サイト「毎日就職ナビ」( http://job.mycom.co.jp/ )を運営する毎日コミュニケーションズ(東京都千代田区、中川信行・社長)は、2008年卒業予定の学生を対象とした初の
アンケートとなる「学生の就職活動アンケート 10月の動き」の調査結果を発表しましたので、以下概要をご報告します。
<調査結果の概要>
■ 10月前半から就職活動を本格スタート
10月前半に「就職サイトに新規会員登録をした」と回答した学生が62.9%(対前年比16.3%増)、「企業にエントリーした」が69.8%(同14%増)となっており、前年より動きは活発で本格的な就職活動が既にスタートしたといえる。また、「大学主催のガイダンスに出席した」や「合同企業説明会に参加した」なども前年に比べて増えており、就活に向けた準備活動も積極的に行っていることがうかがえる。一方で「いずれも行っていない」と回答した学生が前半では25.1%と前年より8.9%増えており、早くも就職活動の積極性に二極化の傾向が見られた。
■ 企業への平均エントリー数が前年比増、活発な活動姿勢顕著に
上記、「企業にエントリーをした」の前年比増に加えて、学生1人あたりの企業への平均エントリー数は31.4社となり、07卒(27.2社)、06卒(28.3社)に比べ増加していることからも、昨年の10月よりも活発な活動姿勢がうかがえる。
■ インターンシップ参加は一般化の一方、非参加者は前年比増
35.5%の学生が「インターンシップへ参加した」と回答した。参加の目的は「社会勉強のため」が52.7%、次いで「自分が何をやりたいのかを見つけるため」が46.0%。参加しなかった学生にその理由を聞いたところ「日程が合わなかった」と回答した学生が47.1%と、昨年の43.9%より3.2%増えたほか、「興味がなかった」との意見も多く見られた。
■ 大手志向健在
「大手企業志向」か「中堅企業志向」かの問いに対し、「絶対に大手企業がよい」と回答した学生が全体で13.7%となり07卒の12.1%より1.6%増えている。特に文系男子では19.3%と07卒より6.1%増え、他のカテゴリーに比べて大幅な増加となっている。この傾向を裏付けるように、エントリーする基準において「気になった企業を片っ端から」が減少する一方、「自分の知っている企業」という回答が増加しており、これまでに見知った企業中心に絞り込んでエントリーしている姿が見られた。
■ 就職して得たいもの、「人間関係・人脈」・「収入・報酬」が増える
就職して最も得たいものは何か?の問いに対して「やりがい・充実感」という回答が46.6%と最も多かったものの、ここ数年ポイントを落としている。一方で「人間関係、人脈・ネットワーク」が16.9%(対前年比3.5%増)、「収入・報酬」が15.9%(同0.5%増)とじわり上昇しており、このあたりのポイントが今後の企業選択にも影響を及ぼす兆候が出てきている。
【 「学生の就職活動アンケート 10月の動き」調査概要 】
・ 調査内容/就職活動状況の定点調査
【追加設問】(1)インターンシップについて(2)企業志向について
・ 調査対象/2008年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生
・ 調査期間/2006年10月30日(月)〜11月2日(木)
・ 回答/総計:1699名(文系男子356名、文系女子631名、
理系男子301名、理系女子411名)、有効回答率56.0%
・ 調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
・ 備考/1989年からモニターアンケートを実施
※ 調査結果の詳細は採用サポネット( http://navi.mycom.co.jp/saponet/ )で公開。
(毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・11月16日)