アライズ、20代中途採用者の
再教育及び就職支援事業を11月から開始
ベンチャー企業のアライズ(東京都世田谷区、大久保仁・代表取締役)は、自社が運営する、企業の採用活動を支援するプログラム『就!クリ』を新卒者だけでなく、20代の求職者を「将来性のあるポテンシャルマーケット」と位置づけしてサービスを拡大し、再教育及び就職支援する事業を本年11月20日から開始することを本日発表しました。
主に中小企業の採用活動を支援する『就!クリ』ですが、まずは人材派遣・人材紹介企業の鴻池ファクトリーサービス(埼玉県越谷市、村橋和雄・代表取締役)と提携することで中小企業の採用活動支援として20代も対象にしたポテンシャルマーケットに進出します。
近年、新卒で入社した従業員が3年以内に離職する傾向が高まる中、第二新卒者に対する企業や社会の偏見も減少し、新卒者数の不足と相まって即戦力としての社会人経験者の需要が企業側で拡大しています。そのような状況の中、人材派遣会社や人材紹介企業も数多く台頭し始めています。
アライズは、『就!クリ』を本年10月から東京都内・池袋の自社セミナー会場において新卒者を対象にして展開しています。学生は本年9月15日に開設したWebサイト( http://www.syukuri.jp/ )から必要事項を登録することによって『就!クリ』が提供するサービスが無料で利用可能となります。スタート以来、登録学生も順調に増加し、会場はほぼ満席状態が連日続いています。
この度アライズは、ポテンシャルマーケットに対象を拡げ、新卒者同様に社会人トレーニング・プログラムを通じて、企業が求める「人財」となれるように再教育し、就職を支援します。企業に対しても新卒者だけでなくポテンシャルマーケットの採用も支援することで、より強固な取引関係を構築できると期待しています。具体的には、従来の『就!クリ』サイトからの利用者自身の登録を促すほか、人材派遣・人材紹介企業の鴻池ファクトリーサービスと提携し、同社の登録者に対しての研修を実施、『就!クリ』参加者を紹介するなど研修事業を受託します。
アライズの代表取締役・大久保仁氏は、今回のポテンシャルマーケットへの進出に関して、その事業性について次のように述べています。「新卒労働力の魅力はさることながら、これからは、20代の労働力をポテンシャルマーケットとして幅広く捕らえ採用することが必要となります。『就!クリ』は彼らを『早期戦力化』することに特化し、マーケットへ供給することが使命だと考えています」。
アライズは他の人材派遣・人材紹介企業とも鴻池ファクトリーと同様の提携を進め、ポテンシャルマーケットの進出で採用支援事業拡充を図る予定です。
(アライズ http://www.syukuri.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・11月15日)