Office 365 のチャットベースのワークスペース「Microsoft Teams」提供開始~チームコラボレーション加速し、BOT連携などの多様な機能拡張も搭載:日本マイクロソフト
日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:平野 拓也)は、Office 365 のチャットベースのワークスペース「Microsoft Teams」の提供を本日開始しました。日本を含む 181 以上の市場において、日本語を含む19言語で提供され、法人向けの Office 365 プラン*をご利用のお客様に無償でのダウンロード提供となります。
*Office 365 の法人向け全てのプランが対象で、Enterpriseプラン(E1、E3、E5)及び Businessプラン(Essentials, Premium)をご利用中のお客様に無償で提供されます。
Office 365 は、これまでの Outlook、SharePoint、Yammer、Skype for Business に加えて、本日 Microsoft Teams が追加となりました。
Microsoft Teams は、昨年の11月にプレビュー版が提供され、全世界で5万社以上のお客様が使用を開始しています。プレビュー版の提供開始から、100以上の新機能が Microsoft Teams に追加されました。これらの機能には、スケジューリング機能を備えた会議体験の強化、モバイルによる音声通話、メール統合、そして、セキュリティとコンプライアンスの新機能が含まれます。そして、画面読み上げ機能、高コントラスト画面、キーボードのみによるナビゲーションなど、新たなユーザー補助機能も提供されました。ゲストによるアクセス機能、Outlookとの統合強化、開発者プラットフォームの強化は本年中に提供される予定です。
マイクロソフト コーポレーションの最高経営責任者(CEO)のサティア ナデラ (Satya Nadella) は次のように述べています。「情報が溢れる今の世界では、人々の時間には限りがあり、情報をとらえる注意力にも限界があります。そのような世界で、マイクロソフトは、人々、そして、グループがどこにいても生産性を高められるように支援させていただきたいと考えています。Office 365 は、文書作成、コラボレーション、コミュニケーションのための最も幅広いプラットフォームであり、汎用的なデジタルツールです。本日、マイクロソフトは、この Office 365 に、チーム力を支援するチャットベースのワークスペースである Microsoft Teams を新たに追加しました。」
Microsoft Teams 概要
Microsoft Teamsは、チームで働くすべての人々に、チームが必要とする様々なツールと共に、コンテンツを共有しながら、チャットや音声、映像を含む会話ができる環境を提供します。慣れ親しんだOfficeアプリケーションに完全に統合され、またOffice 365の、グローバルで安全なクラウド基盤によりサービス提供されています。Microsoft Teamsは、以下の四つの特徴があります。
今日のチーム向けのチャット: Microsoft Teamsは、チーム単位の人々を結びつける、スレッド化された履歴付きのチャット機能を提供します。チーム単位のチャットをベースにした会話は、1対1のプライベートなものからチーム全体に向けたものにも対応します。またユーザーは自分に関係する複数のチームにアクセスすることができ、すばやく切り替えることができます。
チームワークを実現するハブ: 日常的に使われているOfficeアプリケーション – WordやExcel、PowerPointにSharePoint、OneNoteにPower BI – はすべてMicrosoft Teamsの中に組み込まれていて、ユーザーは、必要とする情報やツールをすぐにいつでも用いることができます。
チームに合わせてカスタマイズ: Microsoft Teamsは、タブや、コネクタ、ボットなどにより、チームのニーズに合わせて柔軟にカスタマイズを行うことができます。サードパーティー製のアプリケーションも、Microsoft Plannerや、Visual Studioのサービスと同様に扱われます。SAPやTwitter、 YouTubeやGoogleアナリティクスなど、150以上のサービスとのインテグレーションが実現、もしくは予定されております。
チームが信頼できるセキュリティ: Microsoft Teamsは、膨大な規模かつ企業グレードで、お客様の高度なセキュリティとコンプライアンスの各要件にお応えする、Office 365のクラウド基盤により提供されるサービスです。Microsoft Teamsは、SOC 1、SOC 2、EU Model Clauses、ISO27001やHIPAAなど、世界標準のセキュリティ、コンプライアンス基準を満たします。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(日本マイクロソフト株式会社 https://www.microsoft.com/ja-jp/ /3月15日発表・同社プレスリリースより転載)