サイバックス、職場のメンタルヘルスを学べる
eラーニングコースをリリース
人材開発支援サービスのサイバックス(東京都千代田区、楠田祐・代表取締役社長)は、EAP(従業員支援プログラム)やオンラインカウンセリングなどのサービスを通して企業のメンタルヘルス対策をトータルにサポートするピースマインド(東京都中央区、荻原国啓・代表取締役)と提携し、職場のメンタルヘルスについて学習できるeラーニングコース「ケースで学ぶメンタルヘルス(セルフケア編、マネジメント編)」を共同開発し、企業に対してサイバックスの人材開発支援サービス「GranAile」( http://granaile.jp/ )を通じて提供致します。
■ 増加傾向にある「心の病」
過去3年間において、6割以上の企業が「心の病は増加傾向」と回答しており、従業員の健康づくり施策全体の中で、メンタルヘルス対策に力を入れる企業が急増(※注)しています。しかしながら、大半の企業において職場のセルフケア、ラインケアの教育が周知徹底されておらず、eラーニングにおいても受講者に有効なサービスが極めて少ないのが現状です。
そこで同社では、ストレスへの気づきを促し、自ら対処するための考え方・対処法を学ぶ「セルフケア編」コースと、職場のメンタルヘルス対策における管理監督者の役割について理解を深める「マネジメント編」コースの2コースを開発致しました。メンタルヘルスの専門機関として長年職場の教育を行ってきたピースマインド社に監修を依頼し、eラーニングで教育提供できる機会を拡大致します。
■ コース名
・ ケースで学ぶメンタルヘルス セルフケア編
(コースの詳細は、http://granaile.jp/el-course/c06801.html )
・ ケースで学ぶメンタルヘルス マネジメント編
(コースの詳細は、http://granaile.jp/el-course/c06901.html )
■ コースの特長〜「よりリアルに、よりダイレクトに」
従来のeラーニングコースに収録されていたケーススタディは、「見知らぬ土地へ異動→慣れない営業仕事と理解のない上司に悩む」という、いわゆる「ありがち」な設定が多く、女性が主人公のケースもほとんど見受けられませんでした。
「ケースで学ぶメンタルヘルス」は、ピースマインド社の監修により、セルフケア編・マネジメント編あわせて96種類を用意。「上司とウマがあわない」といった一般的なケースに留まらず、「同僚への不満」「やる気の空回り」など、想定しうるあらゆるケースを揃えました。
また、従来の教材においては、動画・シミュレーション・読み物など多彩なコンテンツが存在するものの、基本的には「どこをどう読んでも自由」というスタンスであり、「本当に必要としている人にコンテンツが届いているか?」という点において満足度の高いサービスが存在しておりませんでした。
特に、全社的な研修として位置付けられるeラーニングの場合、受講者に対してある程度プッシュできる仕組みが必要と考え、本コースでは受講者の性別・職種・職位にあわせたケースをダイレクトに提供するシステムを導入。ひとりひとりが当事者意識をもって学習できるよう、働きかけることに成功しています。
この他、自己理解やストレスへの「気づき」を促すため、自分がどういうタイプの性格なのかを知るエゴグラム診断や自分のストレス状態を知るセルフチェックツールなどを用意しています。
※注: 財団法人社会経済生産性本部 メンタルヘルス研究所『メンタルヘルスの取り組み』に関する企業アンケート(2006年4月実施)調査結果より
(サイバックス http://www.cybax.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・9月28日)