情報システムの安全性と管理の国際認証規格
パソナ、「ISO27001」の認証を取得
総合人材サービスを手掛けるパソナ(東京都千代田区、南部靖之・代表取締役グループ
代表兼社長)は、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO/IEC 27001:2005」の認証を取得しました。
今回は「情報システム部における、社内システムの構築・運用・保守業務」と、「業務部における人材ビジネスを遂行するための、企業並びにスタッフの契約、請求・給与計算、社会保険、証明書発行等の管理および事務処理全般」を適用範囲として、認証を取得いたしました。
昨年より、個人情報保護法が施行され、個人情報の目的外の利用や情報漏えいなど、社会的にも情報セキュリティへの意識や、そのリスクに対する関心が高まっております。パソナも個人情報をはじめとする重要な情報資産を取り扱う企業として、「情報セキュリティ体制の構築」が重要課題であると認識し、2005年2月からシステムの構築を開始、2005年8月から運用をスタートしました。技術的なセキュリティ対策と組織全体のマネジメントの双方向からセキュリティレベルの設定、リスクアセスメントの実施などを継続的に行い、情報セキュリティにおけるレベルの維持向上に取り組んでまいりました。
そして2006年5月、「ISMS適合性評価制度」により「ISO27001」の認証を取得することが出来ました。今後も、常に改善を進め、情報セキュリティにおける社会的責任と信頼を得ていけるよう努力してまいります。
(*)ISMSの運用機関である「財団法人日本情報処理開発協会」発表によると、2006年7月7日現在にてISMS(*)取得事業会社は1681件になります。平成17年10月14日にISO27001が情報セキュリティマネジメントの世界標準として規格化されました。これに伴いISMSはISO27001に格上げされ今後はISO27001審査に順次移行していく形になります。
< 概要 >
■ 認証登録範囲:
1. 情報システム部における、社内システムの構築・運用・保守業務
2. 業務部における人材ビジネスを遂行するための、企業並びにスタッフの契約、請求・給与計算、社会保険、証明書発行などの管理および事務処理全般
■ 適用規格: ISO27001
■ 認証登録番号: IS98265
■ 認定機関: ビーエスアイジャパン
■ 認定登録日: 2006年5月18日
(パソナ http://www.pasona.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・7月27日)