共済会の力を福利厚生へ~『共済会の実践的グランドデザイン~新設・統合・見直し事例からみた今後のあり方』(可児 俊信:著)労務研究所より発刊
株式会社 労務研究所 は、可児 俊信:著『共済会の実践的グランドデザイン』を刊行しました。
共済会の新しい役割・事業内容はどのようにあるべきかを、福利厚生を取り巻く環境の適切な分析と豊富な事例研究を通じて明らかにします。参加型労使組織の典型である共済会の力をこれからの福利厚生に生かす道を探ります。
共済会の実践的グランドデザイン
著者: 可児 俊信
発行: 株式会社 労務研究所
発売日: 2016年6月10日
価格:本体2,500円+税+送料300円
サイズ:A5版
頁数: 204ページ
ISBN: 978-4-947593-19-1
■目次
第1章 今、なぜ共済会が求められるのか
1 福利厚生の実施目的の変化
2 新しい福利厚生分野の拡大
3 多様化するニーズへの対応
4 共済会のメリット
第2章 共済会の仕組み
1 共済会組織とは何か
2 加入対象者をどう決めるか
3 共済会費と母体からの拠出金をどう決めるか
第3章 共済会事業の実際
1 共済会事業の体系
2 慶弔給付事業
3 貸付事業
4 共済会の自助支援事業
第4章 共済会に関係する税制・法令の取り扱い
1 共済会の組織自体にかかる税制
2 共済会の給付等への税制
3 共済会の貸付事業への税制
4 共済会給付等への社会保険・労働保険の適用
5 マイナンバー、法人番号と共済会
第5章 環境の変化に対応した共済会の実践的見直しマニュアル
1 共済会事業が見直される背景
2 共済会事業の実践的見直しマニュアル
第6章 共済会事業は実際にどのように見直されたか(事例研究)
1 共済会全体を見直した事例(小売業)
2 会員向けアンケートを実施した事例
3 共済会の休業給付を見直した事例(陸運業グループ)
4 共済会の慶弔給付を見直した事例(設備業)
5 健康保険組合の保健事業を支援する方向で共済会事業を見直した事例(化学工業グループ)
6公務員職員互助会で医療費楠助を見直した事例
7 共済会の合併で発生する一般的な問題点
8 母体企業等の合併に伴って共済会全体を見直した事例(A共済会、B共済会)
第7章 総合福祉センターの運営
1 総合福祉センターとは
2 総合福祉センターのメリット
3 総合福祉センター方式への移行に伴う課題
4 総合福祉センターの運営事例(製造業)
第8章 これからの福利厚生と共済会のあり方
1 今後見込まれる福利厚生の変化
2 これからの共済会はどうあるべきか
■著者紹介
可児 俊信(かに・としのぶ)
千葉商科大学会計大学院教授
(株)ベネフィット・ワン ヒューマン・キャピタル研究所所長
1996年より福利厚生・企業年金の啓発・普及・調査および企業・官公庁の福利厚生のコンサルティングにかかわる。
年間述べ400団体の人事部門を訪れ、現状把握と事例収集に努め、福利厚生の見直し提案を行う。著書、寄稿、講演多数。
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社 労務研究所 http://rouken.com//6月発表・同社プレスリリースより転載)